ざっくりまとめると…
- 初代N-WGNは「精悍なデザイン」と「高い完成度」で今も評価が高い
- 中古相場がこなれており、コストパフォーマンスが圧倒的に優秀
- 街乗りなら燃費も性能も十分通用するが、最新の安全支援には一歩譲る
N-WGNの旧型が人気だという話を聞いて、あなたも中古車サイトを眺めているうちに「なんだか気になってきた」という状態ではありませんか?
私も以前、似たような経験がありました。
新型が出ているのに、なぜか旧型の方が気になってしまう。
でも「古い車を選んで本当に大丈夫なのか?」という不安もありますよね。
この記事では、初代N-WGN(JH1/JH2型)が今でも高く評価される理由を、スペックや実際のユーザー評価をもとに詳しく解説します。
旧型と新型の違いを冷静に比較しながら、あなたが後悔しない選択ができるように判断材料をお届けしますね。
N-WGNの旧型が人気な理由とは?評価が今も高いワケ

ホンダ N-WGNの旧型(初代・JH1/JH2型)は、現行モデルが登場してからも中古車市場で根強い人気を誇っています。
その理由は大きく分けて以下の3点です。
- 「カッコいい・豪華」路線のデザインが今も魅力的
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- ちょうどいい「サイズ感と使い勝手」
それぞれ詳しく見ていきましょう。
今でも人気な3つの理由
「精悍なデザイン」「高いコスパ」「実用的なサイズ感」の3点が支持されています。
理由1|精悍なデザイン
現行型(JH3/JH4)が「シンプル・親しみやすさ」を追求しているのに対し、初代は精悍でスポーティなデザインが特徴です。
特に「カスタム」グレードは大型メッキグリルや鋭いヘッドライトを採用しており、今のモデルにはない迫力を求める層から圧倒的な支持があります。
なんていうか、現行型が「優しい顔つき」だとすれば、初代は「キリッとした表情」なんですよね。
高いコストパフォーマンス
コストパフォーマンスの面でも初代は優秀です。
初代は新車時から「軽のスタンダード」として高い完成度を誇りながら、現在は中古相場がこなれています。
予算50万円から80万円で、安全装備(あんしんパッケージ)が付いた上質な軽を探すと、初代N-WGNが最もバランスの良い選択肢として浮上します。
実用的なサイズ感+便利な装備
サイズ感についても見逃せません。
現行型で採用された「荷室の2段ラック」こそありませんが、初代は後席下の広いアンダートレイなど、独自の収納が充実しています。
また、全高が現行よりわずかに低く、よりセダンに近い感覚で安定して走れる点も評価されています。
初代N-WGNの評価をあらためて確認
発売当時、軽自動車初の新・衝突安全性能評価で最高ランク(ファイブスター賞)を獲得した記念碑的なモデルです。
この評価は伊達ではありません。
実際に初代N-WGNに乗っているオーナーからは、以下のような声が多く聞かれます。
- エンジンの雑味が少なく静か
- ターボ車は現行モデルと比較しても遜色ない加速性能
- 内装の質感が高い(特にカスタムグレード)
「走りのホンダ」という言葉がありますが、初代N-WGNはまさにそれを体現した一台だったわけですね。
当時の軽としては異例なほど、エンジンの雑味が少なく静かです。
特にターボ車は、現行モデルと比較しても遜色ない加速性能を持っています。
内装の質感についても触れておきましょう。
「カスタム」のインテリアはピアノブラック調のパネルやハーフシェルフシートを採用しており、「今の軽よりも内装にお金がかかっている」と感じるオーナーも少なくありません。
つまるところ、初代N-WGNは「安かろう悪かろう」ではなく、しっかりとコストをかけて作られた良質な軽自動車だったということです。
発売から時間が経った今でも通用する性能か?
街乗り中心なら十二分に通用しますが、最新の運転支援には一歩譲ります。
走行性能については心配無用でしょう。
エンジン(S07A型)は非常にタフで、10万kmを超えてもスムーズに回る個体が多いです。
加速や静粛性は、2026年現在の最新の軽自動車と比較しても「並以上」の実力があります。
正直、エンジン性能だけを見れば「古さ」を感じることはほとんどありません。
ただし、安全性については注意が必要です。
「シティブレーキアクティブシステム(約30km/h以下での作動)」は搭載されていますが、現行型の「Honda SENSING(歩行者検知・全車速ACC等)」に比べると、機能の範囲は限定的。
高速道路を頻繁に使う方や、最新の安全支援が欲しい方には、正直なところ現行型の方が向いていると言わざるを得ません。
【早見表】旧型と新型(現行機種)の違い
デザイン、安全支援、利便性装備に明確な差があります。
以下の表で主な違いをまとめました。
| 比較項目 | 旧型(初代 JH1/2) | 新型(現行 JH3/4) |
|---|---|---|
| デザイン | 精悍・シャープ・豪華 | シンプル・道具感・丸み |
| 安全支援 | あんしんパッケージ(低速域) | Honda SENSING(全車速対応) |
| 駐車ブレーキ | 足踏み式 | 電子制御(オートブレーキホールド付) |
| 荷室 | フラットな大空間 | 2段に仕切れる多機能ラック |
| ハンドル調整 | 上下のみ(チルト) | 上下+前後(テレスコピック) |
こうして比較すると、新型は「最新の利便性」を、旧型は「コスパと精悍さ」を重視していることが分かります。
どちらが正解というわけではなく、あなたが何を優先するかで選ぶべき車が変わってくるわけですね。
【注意点】
中古車選びの一般論として、初代(JH1/2)は初期モデルで「CVT(無段変速機)のジャダー(振動)」が発生しやすい個体があるという口コミが散見されます。
購入時は整備記録簿を確認し、対策済みか、ミッションオイルの交換履歴があるかをチェックすることを推奨します。
また、初年度登録から13年を経過した個体は、自動車税(軽自動車税)が概ね20%重課されるルールがあります。
2013年から2015年式の初期個体を検討する場合は維持費に留意してください。
N-WGNの旧型が人気だから買うべきか判断基準

N-WGNの旧型が人気だからといって、誰にでもおすすめできるわけではありません。
ここでは、旧型を選ぶべきかどうかを判断するための具体的な基準を解説します。
- 燃費と加速性能は実用レベルか
- 内装やアクセサリーの質感は今見ても満足できるか
- 安全装備と色選びで後悔しないか
- メリット・デメリットを理解しているか
これらを順番に見ていきましょう。
Q. 燃費と加速性能は旧型でも問題ない?
A. 街乗り中心なら全く問題なし、むしろ旧型の方が燃費数値が良いケースもあります。
驚くべきことに、初代(JH1)のJC08モード燃費(国土交通省の審査値による燃費測定方法のこと)は最大29.2km/Lに達しており、現行モデルのWLTCモード(世界共通の燃費測定方法のこと)23.0km/Lと比較しても遜色ありません。
いやいや、測定方法が違うから単純比較はできませんけどね。
ただ、実燃費でも15km/Lから18km/L程度は期待でき、2026年現在の基準で見ても十分に経済的なレベルです。
加速性能についても見逃せません。
- NA(自然吸気エンジンのこと)モデル:最高出力43kW(58PS)/ 7300rpm、最大トルク65N・m / 4700rpm
- ターボモデル:最高出力47kW(64PS)/ 6000rpm、最大トルク104N・m / 2600rpm
初代のエンジン(S07A型)は低速トルクが太く、出足の鋭さが評価されています。
現行型(S07B・VTEC採用)の方がスムーズで雑味はありませんが、「力強く加速する感覚」は旧型の方が強く感じるというオーナーの声も多いんですよね。
街乗りや近所の買い物程度なら、旧型の燃費と加速性能で何の不満もないはずです。
Q. 内装やアクセサリーは今見るとどう?
A. 新型よりも旧型の方が豪華に見えるという逆転現象が評価の核となっています。
内装については、正直なところ驚かされました。
現行型が「道具感・シンプル」に振ったのに対し、初代(特にカスタム)はピアノブラック調のパネルやクロームメッキ、3眼メーターを採用しており、普通車からの乗り換えでも「安っぽさ」を感じにくい仕上がり。
なぜかというと、当時のホンダが「普通車からの乗り換え」を強く意識して作ったからなんですよね。
2026年現在の安価な軽自動車と比較しても遜色のない、あるいはそれ以上の高級感を感じる場面が多いです。
アクセサリーの現状についても触れておきましょう。
2026年現在もネットショッピング等で専用の内装ラバーマットやカット済みカーボンシートなどのパーツが豊富に流通しています。
ただし、ホンダ純正の「ディーラーオプション」は既に生産終了しているものが多いため、中古車を選ぶ際は「最初から希望のオプションが付いている個体」を探すのがコツ。
後付けできるものもありますが、純正品にこだわるなら最初から装備されている車を選んだ方が無難かと。
Q. 安全装備と色選びで失敗しないコツ
A. 「あんしんパッケージ」搭載車を選び、リセールを考えるなら白か黒を選ぶのが鉄板です。
旧型を選ぶ上で最も慎重になるべきポイントがここです。
安全装備の見分け方
初代には「あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム)」が搭載されています。
これは時速約30km以下で作動する簡易的なもの。
2026年現在の「歩行者検知・全車速追従」といった高度な支援はないため、「万が一のうっかり防止」程度と割り切る必要があります。
とはいえ、発売当時は軽自動車初のJNCAPファイブスター賞を獲得した実績があります。
基本的な衝突安全性能は十分に高いレベルにあるので、そこは安心してください。
色選びのコツ(リセール重視)
「カスタム」ならプレミアムホワイトパール、またはスマートブラックが鉄板です。
これだけで査定額が5万円から10万円変わることも珍しくありません。
標準モデル(ノーマル)の場合は色による価格差が少ないため、アイボリー系や水色など、自分の好みを優先しても損をしにくい傾向にあります。
将来的に売却を考えているなら、白か黒を選んでおけば間違いありません。
Q. 旧型のメリットデメリットを整理した比較表を見せて
A. 価格と性能のバランスが優れている一方で、経年劣化や最新機能の不足がデメリットです。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 価格 | 乗り出し50万円から80万円で高年式(年式が新しい)モデルが狙える | 13年経過による重税化が迫っている |
| デザイン | 精悍でシャープ(カスタムは特に豪華) | 現行型に比べると「一世代前」感はある |
| 利便性 | 後席下の大型アンダートレイが非常に便利 | 現行型のような「荷室の2段ラック」がない |
| 操作系 | 直感的な物理スイッチが多い | パーキングブレーキが足踏み式 |
こうして整理すると、旧型は「コスパ重視で実用性も十分」という特徴が浮かび上がってきます。
一方で、13年超の車両は税金が上がる点や、最新の電子制御パーキングブレーキがない点はデメリット。
Q. 【早見表】旧型でもいい人/新型の方がいい人の違いを教えて
A. 使用目的と予算、優先する機能によって明確に分かれます。
| 旧型(初代)がおすすめな人 | 新型(現行)がおすすめな人 |
|---|---|
| 予算を100万円以下に抑えたい | 高速道路の移動が多い(全車速ACC必須) |
| シャープで迫力ある顔つきが好き | 渋滞路を楽に走りたい(ブレーキホールド必須) |
| 主に近所の買い物や送迎に使う | 最新の衝突安全性能を最優先する |
| 傘などを隠して収納したい | 重い荷物を上下に分けて積みたい |
あなたはどちらのタイプに当てはまりますか?
もし「予算重視で街乗りメイン」なら、旧型は非常に魅力的な選択肢。
逆に「高速道路を頻繁に使う」「最新の安全装備が欲しい」という方は、新型を検討した方が後悔しないはずです。
【注意点】
燃費、安全装備、中古相場は2013年から2026年モデルの一般論で、基準改正・市場変動・マイナーチェンジにより変更可能性があります。
評価は主観的な部分も含まれますので、必ず実車を確認し、試乗することをおすすめします。
N-WGNの旧型が人気な現状に関してのQ&A
N-WGNの旧型が人気な現状について、よくある疑問に答えていきます。
- デザイン的な古臭さは感じるのか
- 旧型を選ぶのはケチに見えるのか、家族をどう納得させるか
- 中古車を買う際に絶対にチェックすべきポイントは何か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Q. デザイン的な古臭さは感じる?
A. カスタムは今でも通用する精悍さがあり、標準車はクラシックな愛着が持てるデザインと評価されています。
結論から言うと、古臭さよりも「完成されたスポーティさ」として捉えられています。
カスタム(JH1/2)の評価
現行型(2代目)がシンプル・親しみやすさを重視したデザインになったのに対し、初代カスタムは「大型メッキグリル」や「鋭いヘッドライト」を特徴とする、いわゆる「強い顔」をしています。
この迫力あるスタイルを好む層からは、「現行型よりも初代の方がカッコいい」という声が根強く、古臭さよりも「完成されたスポーティさ」として捉えられているんですよね。
標準車の評価
丸みを帯びた形状は、現在の直線的なデザインの流行とは異なります。
ただ、逆に「軽自動車らしい可愛らしさ」として女性層や年配層から安定した支持を得ています。
内装の質感
インパネ周りの質感は、当時のホンダが「普通車からの乗り換え」を強く意識して作ったため、2026年現在の安価な軽自動車と比較しても遜色のない、あるいはそれ以上の高級感(ピアノブラック調パネル等)を感じる場面が多いです。
デザインに関しては、むしろ「古き良き」として評価されている部分が大きいと言えます。
Q. 旧型を選ぶのはケチに見える?家族を納得させるにはどうしたら?
A. 「中古だからケチ」ではなく、「賢い選択」としてポジティブに説明できます。
「中古だからケチ」と思われるのが不安な方へ。
家族を説得するための具体的な「理論武装」を紹介しますね。
理由1|「安全性」の高さで納得させる
「古いから危ないのでは?」という家族の不安に対し、初代N-WGNが「軽自動車初のJNCAPファイブスター賞(最高評価)」を獲得した事実を伝えましょう。
当時としては異例の安全性の高さを誇り、家族を守る車として十分な素性を持っていることを強調できます。
理由2|「実利(収納力)」をアピールする
後部座席の下にある「大型アンダートレイ」は初代独自の強力な武器。
傘や靴、予備の着替えなどを隠して収納できるこの機能は、現行型にはない利便性であり、「この機能が便利だから、あえて旧型がいい」という理由は家族(特に主婦・主夫層)に響きやすいです。
理由3|「コストパフォーマンス」の具体例
「新車で200万円出すなら、80万円で程度の良い初代を買い、浮いた120万円を家族旅行や子供の教育費、あるいは将来のEV買い替え資金に回そう」という提案は、非常に合理的で説得力があります。
まぁ、こう説明すれば家族も納得してくれるはず。
大切なのは「ケチ」ではなく「賢い選択」として説明することですね。
Q. 中古車を買う際に絶対にチェックすべきポイントは?
A. CVTのジャダー、あんしんパッケージの有無、認定中古車かどうかの3点が最重要です。
初代N-WGNの中古車選びで、失敗しないための「三種の神器」的なチェックポイントを紹介します。
【最重要】CVTの「ジャダー(振動)」確認
初代N-WGN(および当時のN-BOX)の最大の弱点です。
試乗時に、停止状態からアクセルを静かに踏み込み、時速10kmから20kmあたりで「ガガガッ」という微振動が出ないか確認してください。
これが強い個体は将来的に高額な修理が必要になるリスクがあります。
「あんしんパッケージ」装着の有無
初代は自動ブレーキが全車標準ではありません。
フロントガラス上部にレーザーレーダーの窓があるか、サイドエアバッグが装備されているかを確認してください。
家族を乗せるなら、このパッケージ付は必須条件かと。
「ホンダ認定中古車」かどうか
もし予算が許すなら、ディーラー系の認定中古車を選んでください。
前述のCVTトラブル等に対しても、保証期間を延長できる「ホッと保証プラス」などの規約を利用できるため、安心感が段違い。
そのほか、以下の表も参考にしてください。
| チェック項目 | ここを見る | 理由 |
|---|---|---|
| CVTの挙動 | 発進時の不自然な振動 | 高額修理を避けるため |
| 雨漏り跡 | スペアタイヤハウスの水溜まり | 初期型の個体にある稀な不具合 |
| ヘッドライト | 黄ばみや曇りの程度 | 夜間の視認性と見た目の古臭さに直結 |
| 装備品 | クルーズコントロールの有無 | 長距離移動の快適性を左右する |
中古車選びは「見た目」だけでなく、こうした細かいチェックが後悔を防ぐ鍵になります。
【注意点】
2026年現在、初代N-WGNの相場は安定していますが、低走行・高年式(2018年から2019年式)のカスタムは依然として高値で取引される傾向にあります。
また、2013年から2015年頃の初期モデルは、2026年時点で車齢が10年を超えています。
ゴムパッキンやバッテリー、ベルト類などの消耗品交換が重なる時期である事実に付記します。
さらに、初年度登録から13年が経過すると、軽自動車税が重課(約12,900円)されるルールがあります。
購入予定の車両が何年式かを必ず確認してください。
N-WGNの旧型が人気の理由まとめ
N-WGNの旧型が人気な理由と、購入判断のポイントについて解説してきました。
最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしましょう。
- 初代N-WGNは「精悍なデザイン」「高いコスパ」「実用的なサイズ感」で今も評価が高い
- 街乗り中心なら燃費も加速性能も十分通用するが、最新の安全支援には一歩譲る
- 内装の質感は現行型よりも豪華に見える場面が多い
- 中古車選びではCVTのジャダー、あんしんパッケージの有無、認定中古車かどうかをチェック
- 予算重視・街乗りメインなら旧型、高速多用・最新安全装備重視なら新型がおすすめ
N-WGNの旧型は、決して「古臭い車」ではありません。
むしろ、当時のホンダが持てる技術を注ぎ込んだ「完成度の高い軽自動車」として、2026年現在も高く評価されています。
あなたの使い方や予算に合わせて、旧型と新型を冷静に比較してみてください。
そうすれば、きっと後悔しない選択ができるはずです。
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