コペンを買って後悔するかどうか、めちゃくちゃ気になりますよね。
SNSで「荷物が積めない」「実用性ゼロ」といった声を見て、不安になる人が多いのでは？
軽スポーツカーって見た目はかっこいいけど、実際に乗ってみたら後悔するんじゃないか……そんな心配、ありますよね。
コペンを買って後悔するかをざっくりまとめると……
- 荷物スペースの狭さや乗り心地の硬さで後悔する人は確かにいる
- 実用性重視の人や家族持ちのメインカーには向かない
- 趣味性を理解し、セカンドカーとして割り切れる人は満足度が高い
- 購入前の試乗と荷物積載シミュレーションが後悔を防ぐ鍵
この記事では、実際にコペンを購入して後悔した人の声や、やめた方がいい人と満足する人の違い、さらにはオーナーしか分からない「最悪」なポイントまで、忖度なしで解説していきますよ。
コペン購入で失敗したくないあなたに、納得して選べる情報をお届けします。
コペンは買って後悔する車？やめた方がいい人と満足する人
コペンを買って後悔するかどうかは、あなたのライフスタイルと車に求めるものが合致するかに大きく左右されます。
この章では、以下の内容を詳しく解説していきますね。
- 買って後悔した人が挙げる7つの理由
- なぜ後悔しやすいのか？コペン特有の理由
- やめた方がいい人と満足する人の違い
- 後悔しないために購入前にチェックすべきポイント
それぞれ見ていきましょう。
買って後悔した人が挙げる7つの理由
コペンを購入して後悔したと語る人たちが挙げる理由は、主に実用性の欠如と車両構造の制約に集中しています。
1. 荷物スペースの狭さで買い物や旅行に不便
ルーフを開けてオープン状態で走行すると、荷室の大部分がルーフ収納スペースに占領されてしまい、実質的に荷物がほとんど積めなくなります。
「ちょっとした買い物でも不便」「旅行に行けない」といった不満が生まれ、予想以上に不便だったと感じる人が多いんですよ。
大きな荷物が積みにくいため、日常使いでストレスを感じやすいわけです。
2. メンテナンスコストが一般の軽自動車より高い
コペンは電動開閉式ルーフという複雑な機構を持つため、故障した際の修理費用が高くつくリスクがあります。
部品交換や修理が割高になるケースが多く、一般的な軽自動車と比べて維持費がかさむ傾向にあるんです。
3. 燃費が期待ほど良くない場合がある
軽自動車だから燃費が良いだろうと期待して購入すると、特に市街地や渋滞時には思ったほど燃費が伸びないことがあります。
スポーツカー的な性格を持つため、燃費よりも走りの楽しさを優先した設計になっているんですね。
4. 狭い車内空間と硬いサスペンションによる乗り心地の悪さ
軽スポーツカー特有の足回りの硬さから、路面の凹凸を拾いやすく、乗り心地が悪いと感じる人がいます。
特に高速道路などでの走行中、エンジン音、風切り音、ロードノイズが大きく、静粛性に欠けるため、長距離運転で精神的・肉体的な疲労を感じて後悔するケースがあるんです。
長時間の運転は疲れやすく、快適性を求める人には向きません。
5. 後方視界が狭く、駐車や車線変更で不便を感じやすい
車高が低いため、信号や一時停止線に近づきすぎると、サンバイザーなどで信号機が見えにくくなることがあります。
また、クローズド走行時や車高の低さから、後続車のヘッドライトの光が直撃しやすく、眩しく感じることも。
安全確認が難しくなる場面があるため、運転時に細心の注意が必要なんですよ。
6. ルーフの故障リスクやメンテナンス手間がある
走行中に「ガタピシ」「ギシギシ」といった軋み音が車内から聞こえてくることがあります。
これは、シャシーがしっかりしている分、ルーフのリンク機構やパッキンの経年劣化により異音が生じやすくなるためです。
また、雨の日にドアやトランクを開けると、ルーフ上の水滴がそのまま室内に流れ込みやすい構造であるため、乗り降りや荷物の出し入れに非常に気を使います。
7. 2シーターであり、家族向けに不向き
コペンは完全に2シーターであるため、「2人しか乗れない」という制約を日常の急な用事や家族構成の変化に対応できるかを深く考えずに購入すると、すぐに後悔につながります。
多くの軽自動車は4人乗りですが、コペンはこの点で大きく異なるわけです。
結局オープンで走る機会が少なかったという声もあり、天候や気温、排気ガス、強い視線などの要因で、実際にオープンにして走る機会が予想よりも少なかったという後悔の声があります。
これらの理由により、日常の利便性を重視する人や長距離移動が多い人は後悔しやすいと言われているんです。
なぜ後悔しやすいのか？コペン特有の理由
コペンが特に後悔しやすいのは、趣味性と実用性のトレードオフが非常に極端だから。
なんていうか、軽自動車の枠を超えたスポーツカー的なデザインと性能特性を持ち、趣味性が高い車なんですよね。
見た目や楽しさ重視で買って実用面での制約を感じやすい
「見た目や楽しさ重視」で買って、実用面での制約を感じやすい点が後悔の原因です。
特に荷物スペースと乗り心地の硬さはスポーツカーゆえのトレードオフで、実用車を求める層にはミスマッチとなりやすいんですよ。
非日常性への期待値が高すぎる
コペンは「オープンカー」という非日常を提供しますが、その代償として荷室や快適性をすべて犠牲にしています。
非日常の楽しさだけを期待し、日常の不便さを過小評価すると、理想と現実のギャップに苦しむことになります。
「オープンにしないなら、わざわざコペンを買う意味がない」と感じてしまう人もいるわけです。
軽自動車としての限界
軽自動車規格のエンジンは、街乗りでは軽快でも、高速道路での合流や坂道での追い越しなどで非力さ（パワー不足）を感じやすいです。
特にターボ車であっても、普通車のスポーツカーのような余裕はありません。
やめた方がいい人と満足する人の違い
コペンへの評価は、車に何を求めるかという価値観によって決定的に分かれます。
以下の表で、やめた方がいい人と満足する人の違いを整理しました。
| やめた方がいい人 | 満足する人 |
|---|---|
| 実用性重視 家族や友人と乗る機会が多い 荷物をよく積む必要がある |
趣味性重視 運転そのものが目的 荷物が載らないことを許容できる |
|
1台持ち 日常の全てをまかなおうと |
セカンドカー所有 別に実用的な車を所有 コペンは晴れた日の趣味用と割り切れる |
| 快適性重視 静かで乗り心地の良い車が好き 長距離移動がメイン |
刺激・割り切り重視 乗り心地の硬さや 騒音をスポーツカーらしさとして楽しめる |
| 他人の視線が気になる オープン時に注目されるのが恥ずかしい 抵抗がある |
自己満足重視 他人の目を気にせず 自分の好きな車に 乗ることに喜びを感じる |
|
維持費やメンテに コストをかけたくない |
デザインや個性を重視 メンテやコストを理解している |
つまり、日常で多人数乗車や大きな荷物を頻繁に運ぶ人、長距離ドライブや快適性を最重要視する人、維持費やメンテナンスにコストをかけたくない人はやめた方がいいでしょう。
一方、2人乗りかつ趣味重視で、開放感やスポーティな走りを楽しみたい人、小回りよく街乗りや週末のドライブを楽しみたい人、デザインや個性を重視し、メンテナンスやコストを理解している人は満足する傾向にあります。
後悔しないために購入前にチェックすべきポイント
コペン購入後に後悔しないためには、その不便さを徹底的に体験し、許容できるかをチェックすることが最も重要です。
1. 荷物の積載シミュレーション（必須）
ルーフを開けた状態で、日常的に持ち運ぶ荷物が本当に積めるかどうかを試乗車でチェックしてください。
例えば、ゴルフバッグ、旅行バッグ、スーパーの買い物袋などを実際に積んでみるんです。
「ルーフを開けた状態で積載できない＝旅行には使えない」と割り切れるか確認しましょう。
2. 試乗は高速道路で（乗り心地と騒音チェック）
一般道だけでなく、必ず高速道路（またはバイパス）を走行し、80km/h以上の速度での騒音と振動を体感してください。
この騒音レベルと乗り心地が、長距離運転で耐えられるレベルかを判断することが後悔を防ぎます。
3. 運転席と助手席の居住性チェック
助手席に最も乗せる予定の人（配偶者、パートナーなど）を乗せて、同乗者の意見を聞きましょう。
2人乗りであるため、同乗者の快適性は非常に重要なんです。
シートのリクライニング角度や、足元の窮屈さなどを確認してください。
4. ルーフ開閉の体験とメンテナンスリスクの把握
実際にルーフを開ける・閉める作業を体験し、その手間や時間が許容できるか確認してください。
電動ルーフ機構は複雑であるため、故障リスクと修理費用について、事前に販売店で確認し、そのコストを許容できるか財務面で検討してください。
また、荷物や乗車人数の使用実態をシビアに考慮し、維持費（メンテナンス費用・保険料）を予算内で確認することも大切です。
ルーフ開閉機構の耐久性や修理歴を調べる（中古車の場合）ことも忘れずに。
趣味性重視の車であることを納得のうえで購入し、オプションの17インチホイールや大型リアスポイラーは乗り心地や費用面で賛否分かれるので検討を。
コペンを買って後悔するか気になる人のQ＆A
コペンの購入を検討している方から、よく寄せられる質問についてお答えしていきます。
以下の4つの疑問を解消していきますよ。
- オーナーしか分からない「最悪」だと思うポイントは？
- 危ないってホント？事故を起こす危険性は高い？
- コペンセロはダサいって声があるのはなぜ？
- それでも手放して後悔する人も多い？
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Q. オーナーしか分からない「最悪」だと思うポイントは？
実際にコペンを所有しているオーナーが、試乗では気づきにくい「最悪」だと感じるネガティブなポイントがあります。
1. 車内収納の圧倒的な不足
絶望的な収納スペースのなさは、車内に物を置く場所がほとんどなく、荷物が多い人には絶望的に不向きです。
ドリンクホルダーの位置も使いづらく、正直、走行しながらドリンクを手に取って、また戻す自信がない人が多いです。
なので、もっぱら信号待ちで喉を潤すようにしているオーナーが多いわけです。
2. ドラポジ（運転姿勢）の調整の難しさ
ステアリング（ハンドル）の前後調節機能（テレスコピック機能）がないため、シートとハンドルの位置関係が合わず、最適な運転姿勢（ドラポジ）が決まりにくいという不満があります。
さらに、シートベルトのロック判定が敏感すぎるため、体を動かしたり、普通にシートベルトを装着しようとするだけで頻繁にロックがかかってしまい、ストレスを感じるオーナーがいるんです。
Q. 危ないってホント？事故を起こす危険性は高い?
コペンが「危ない」と言われるのは主に「軽自動車」「オープンカー」「運転操作」の3点に起因しますが、総合的な安全性については議論があります。
軽自動車としての安全性の限界
一般的に、軽い車は重い車と衝突した場合に不利です。
コペンは軽自動車規格であり、普通車と比べれば、衝突時の安全性に限界があることは否定できません。
現行モデル（LA400K）の安全性
ただし、現行コペン（LA400K）は、衝突安全実験において、定められた基準を上回る結果を出した事例があり、「安全すぎるコペン」と表現されたこともあります。
また、フロントエンジンのFF車で車高が低く安定しているため、軽自動車の中では比較的安定性が高いと言えるんです。
とはいえ、オープンカーの危険性として、横転・転覆のテストは安全基準に必須ではないため、屋根がない状態の安全性は、クローズドボディ車に劣ります。
コペンにはロールバーがありますが、一部の本格的なスポーツカーに比べると横転時の安全性は低い可能性があるわけです。
運転操作上の危険性
クローズド走行時（屋根を閉めた状態）は視界が悪くなり、安全確認が難しくなる場面があります。
特に車高が低いため、トラックなどの死角に入りやすく、並走はリスクが高いと指摘されます。
また、旧型コペンや一部のモデルでは、自動ブレーキなどの先進安全装置（ADAS）の搭載がないため、運転者が常に安全確認を徹底する必要があります。
結論として、コペンは軽自動車として一定の安全基準を満たしていますが、その車高の低さとオープンカーという特性上、運転時に細心の注意が必要な車と言えます。
Q. コペンセロはダサいって声があるのはなぜ？
コペンのうち、丸目のデザインを持つ「Cero（セロ）」が一部で「ダサい」と言われる理由は、その極端な可愛らしさと車格のギャップにあります。
可愛さの主張が強すぎる
セロの丸いヘッドライトと全体的なフォルムは、「可愛い」「おもちゃみたい」という評価につながりやすいんです。
一部の車好きからは、スポーツカーに求められる「シャープさ」や「ワイルドさ」に欠けるため、物足りなく感じられ、「ダサい」と評価されることがあります。
特異なデザインへの抵抗
コペン全体が個性的なデザインであるため、一般的な車のデザインを好む層や、大きな車・迫力のある車を好む層からは、「変わった車」「奇抜」と受け取られ、ダサいという印象を持つことがあるんですよ。
かっこつけのイメージとのミスマッチ
コペンに乗る男性が「かっこつけている」と見られたとき、セロの愛らしいデザインが、その「かっこつけ」のイメージとミスマッチを起こし、冷ややかな評価につながる可能性があります。
ただし、セロは女性からの人気は非常に高く、初代コペンのデザインを継承していることから、根強いファンも多いモデルです。
ダサいという評価は、「男性が乗るスポーツカーとしてどう見えるか」という、見る側の価値観に強く左右されるわけです。
※コペンに乗ってる男性が周りからはどんなイメージを持たれているかは、こちらの記事にまとめています。
コペンに乗ってる男の人のイメージは？恥ずかしいと言われる訳
コペンに乗ってる男の人のイメージについて解説。趣味人で車好きというポジティブな評価がある一方、恥ずかしいと言われる理由も存在します。女性受けや所有者の年収イメージ、購入層の特徴まで詳しく紹介。コペン購入を検討中の方必見の情報をまとめました。
クルマ選びの達人Q. それでも手放して後悔する人も多い？
コペンは「手放して後悔する人が多い」車であると言えます。
これは、不便さよりも楽しさが勝っていたことを、手放してから改めて実感するためなんです。
| 後悔する理由 | 詳細 |
|---|---|
| かけがえのない体験の喪失 |
コペンでしか味わえないオープンエアの解放感や 後悔する声が多い |
| 愛着の深さ |
荷物が積めない・狭いと いった欠点があるからこそ |
| 趣味の時間の減少 | 乗る機会がないからという理由で手放した後に 趣味のドライブ自体をしなくなることに気づき コペンを手放したことを後悔するケースがある |
コペンは実用性の低さから手放さざるを得ない人が多い一方で、手放した後にその代わりがないことに気づき、後悔しやすい、非常に趣味性の高い車であると言えます。
というか、コペンを手放した後に「やっぱりあの車は特別だった」と感じる人が多いんですよね。
なにはともあれ、コペンは所有する喜びと手放す寂しさの両方を強く感じさせる、そんな魅力的な車なんです。
コペンは買って後悔する？のまとめ
コペンを買って後悔するかどうかについて、詳しく解説してきました。
最後に、この記事の要点をおさらいしておきましょう。
- 荷物スペースの狭さや乗り心地の硬さで後悔する人は確かにいる
- 実用性重視の人や家族持ちのメインカーには向かない
- 趣味性を理解し、セカンドカーとして割り切れる人は満足度が高い
- 購入前の試乗と荷物積載シミュレーションが後悔を防ぐ鍵
- オーナーしか分からない不便さは車内収納の不足やドラポジの難しさ
- 安全性は軽自動車として基準を満たすが運転時の注意が必要
- セロのデザインは好みが分かれるが女性人気は高い
- 手放して後悔する人が多い趣味性の高い車
コペンは趣味やデザイン重視で楽しめる車ですが、実用面や快適性に制約があるため用途や生活スタイルの合致が重要です。
購入前のじっくり確認が後悔を防ぐ鍵となりますよ。
あなたがコペンに求めるものが何かを明確にし、その不便さを許容できるかを慎重に検討してから購入を決断してくださいね。
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