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N-ONEは何人乗り?乗車定員は4人がルールだけど例外も

ざっくりまとめると…

  • N-ONEの乗車定員は全グレード4人乗り
  • 12歳未満の子供なら法律上5人まで可能だが現実的ではない
  • 大人1〜2人での利用が最も快適な設計

N-ONEは何人乗りなのか、購入前に気になりますよね。

見た目のコンパクトさから「2人乗りかな?」と思う人もいれば、軽自動車だから「4人は乗れるはず」と考える人もいるでしょう。

私自身も軽自動車を選ぶとき、デザインに惹かれて候補に入れたものの、いざという時に人を乗せられないと困ると感じた経験があります。

この記事では、N-ONEの正確な乗車定員と、実際に何人で使うのが快適なのかを詳しく解説します。

N-ONEは何人乗りなのか?乗車定員のルール

ホンダ N-ONEは何人乗りなのか、まず公式の数字と法律上のルールを確認しましょう。

  1. 車検証に記載された正式な定員は4人
  2. すべてのグレードで定員は共通
  3. 12歳未満の子供を含む場合は計算方法が特殊

グレードによって定員が変わるのではと心配する人もいますが、N-ONEはシンプル。

公式な乗車定員は「4人」

N-ONEの乗車定員は4人です。

これは車検証にも明記されている公式な数字で、どの個体を選んでも変わりません。

シートベルトやヘッドレスト、車体の強度、ブレーキ性能といった安全装備は、すべて大人4人が乗ることを前提に設計されています。

つまり、N-ONEは「大人4人が安全に移動できる車」として作られているわけですね。

後部座席は2名分の設計で、中央にシートベルトやヘッドレストはありません。

田丸
田丸
軽自動車だからといって2人乗りというわけではないんですね。

全グレード共通で4人乗り

N-ONEは全グレード共通で4人乗りです。

N-ONEには以下のグレードがあります。

  • Original(FF/4WD・ガソリン車)
  • Premium(FF/4WD・ガソリン車)
  • Premium Tourer(FF/4WD・ガソリン車・ターボ)
  • RS(FF・ガソリン車・ターボ・6MT)

装備や走りの性格は違いますが、乗車定員はすべて4人で統一されています。

RSだけ6速マニュアルトランスミッションですが、トランスミッションの違いで定員が変わることはありません。

エンジンも自然吸気しぜんきゅうき(NA、ターボなしのこと)とターボの2種類がありますが、これも定員には無関係。

どのグレードを選んでも、乗車定員は4人です。

12歳以下の子供を含む場合は5人まで(※注意点あり)

12歳未満の子供を含む場合、法律上は5人まで乗車できます。

これは道路運送車両法どうろうんそうしゃりょうほうの保安基準第53条に定められたルールです。

具体的には以下の計算式が適用されます。

「12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする」

つまり、子供1.5人で大人1人分とカウントするわけですね。

この計算で考えると、N-ONE(定員4名)でも以下のパターンが可能になります。

大人の人数 乗車可能な子供(12歳未満) 合計人数 違反になるか
1人 4人まで 5人 合法
2人 3人まで 5人 合法
3人 1人まで 4人 合法

たとえば、大人2人と12歳未満の子供3人なら、合計5人でも定員オーバーにはなりません。

ただし、これはあくまで「法律上は違反ではない」という話。

実際には以下のような問題があるので、かなり注意が必要です。

シートベルトが足りない

N-ONEの後部座席にはシートベルトが2つしかありません。

5人で乗る場合、どうしてもシートベルトを着用できない人が出てしまいます。

万が一の事故の際、ベルト未着用者は非常に危険な状態になるため、メーカーも警察も推奨していません。

チャイルドシートの矛盾

6歳未満の子供にはチャイルドシートの使用義務があります。

しかし、N-ONEの後部座席にチャイルドシートを3台並べて設置することは、物理的にほぼ不可能。

「定員内でチャイルドシートを置くと全員座れない」場合に限り使用義務が免除される規定もありますが、安全性が著しく低下するのは言うまでもありません。

走行性能への影響

軽自動車の最大積載重量は、定員の大人4名分(1人55kgで計算すると220kg程度)を想定しています。

子供であっても5人乗車に荷物を加えると、ブレーキの効きが悪くなったり、登り坂でパワー不足を感じたりする可能性が高まります。

田丸
田丸
法律上は可能でも、実際にはかなり無理がある状態ですね。

【注意点】

「12歳未満」とは「12歳の誕生日の前日まで」を指します。

12歳になった時点(小学校6年生でも誕生日を迎えた瞬間)で大人1人としてカウントされるため、誕生日前後での超過には特に注意が必要です。

また、この計算ルールは現在の道路運送車両法に基づいた一般論で、将来的に安全基準が厳格化され、シートベルトの数を超える乗車が全面的に禁止される可能性もあります。

N-ONEは何人乗りを想定した車か?乗車人数のリアル

N-ONEは何人乗りを想定した車なのか、実際の使い勝手を見ていきましょう。

  1. 大人4人で乗れるが長距離は窮屈感がある
  2. ファミリーカーとしては割り切りが必要
  3. 1〜2人利用が最も快適な設計

定員と実用性は必ずしもイコールではないんですよね。

大人4人での使い勝手や快適性

大人4人で乗れますが、長距離移動には窮屈感があります。

N-ONEは「大人4人がしっかり座れること」を前提に設計されていますが、長距離と短距離で評価が分かれるのが実態。

足元の広さは十分

ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、後部座席の足元スペースはかなり広く確保されています。

大人が足を組んで座ることも可能なレベルで、この点では軽自動車トップクラスといってもいいでしょう。

座り心地の質

シートのクッションが厚く、軽自動車にありがちな板のような硬さがありません。

ワンランク上のコンパクトカーに近い座り心地を実現しているので、短時間なら快適に過ごせます。

窮屈感の正体

N-BOX等に比べて天井が低いため、視覚的な圧迫感は否めません。

また、後席は座面が低めに設定されているため、大柄な人が座ると「膝が持ち上がる姿勢」になりやすく、長時間の乗車では太ももが疲れやすいという指摘もあります。

全高はFF車で1,545mm、4WD車で1,570mmですから、天井までの距離(ヘッドクリアランス)はどうしても限られるわけですね。

静粛性

遮音性が高く、4人乗車時でも前後席で会話がしやすいのはN-ONEの大きな強み。

Premium以上のグレードには遮音機能付フロントウインドウガラスが標準装備されているので、なおさらです。

田丸
田丸
短距離なら快適、長距離はちょっと我慢が必要という感じでしょうか。

ファミリーカーとしての適正度

乳幼児がいる家庭のメインカーとしては、割り切りが必要です。

N-ONEはデザイン優先の車なので、ファミリーカーとして使うにはいくつかの制約があります。

スライドドアがない不便さ

N-ONEは普通のヒンジドア(開き戸)です。

狭い駐車場で子供を抱えて乗り降りさせたり、チャイルドシートへ固定したりする作業は、N-BOX等のスライドドア車に比べるとかなりの重労働になります。

隣の車にドアをぶつけないように気を使う場面も多くなるでしょう。

チャイルドシート設置時の圧迫感

チャイルドシートを2台設置することは可能ですが、そうすると荷室にはベビーカー1台を載せるのが精一杯になります。

また、前席をかなり前に出す必要があり、運転席の快適性が損なわれる場合も。

室内寸法は長さ2,050mm、幅1,300mm、高さ1,195mmですから、ゆとりがあるとは言えません。

収納の少なさ

室内空間を居住性に振っているため、小物入れなどの収納スペースがライバル車に比べて少ない傾向にあります。

おむつやおしりふき、おもちゃなど、子育て中は何かと小物が増えますが、それらをサッと収納できる場所が限られるのは不便かもしれません。

【早見表】家族構成別のお勧め度チェック

N-ONEがあなたのライフスタイルに合うか、4段階で判定してみました。

家族構成 お勧め度 リアルな使用感のイメージ
独身・単身者 ★★★★ 最高
趣味の道具としても、自分だけの贅沢な空間としても完璧
夫婦2人(+ペット) ★★★★ 最適
前席メインで使い、後席は荷物置きや予備として使うには最高の質感
夫婦+乳幼児1人 ★★ サブなら可
チャイルドシートの載せ降ろしが苦にならないならOKだが、メインには不向き
大人3〜4人家族 窮屈
4人乗ると荷室がほぼ無くなるため、買い物や旅行には無理がある

つまるところ、N-ONEは「効率的に大人数を運ぶための箱」ではなく、「1人〜2人で、質の高い移動を楽しむためのプライベート空間」を重視する人に最も似合う車。

以下のような人には特にお勧めです。

  • 子供が自立したので、大きなミニバンから乗り換えたい
  • 基本は1人乗りだが、たまに友人を乗せるので後席も手抜きしたくない
  • 軽自動車でも、所有する喜びや走りの楽しさを諦めたくない

【注意点】

N-ONE(特に4WD車)は、立体駐車場の全高制限(一般的に1,550mm)をクリアできるモデルと、わずかに超えるモデルが混在しています。

都市部の駐車場を利用する方は購入前に必ず全高を確認してください。

また、現行モデル(2020年以降)は後席の前後スライド機構がありません。

荷物をたくさん載せたい時に「座席を少し前に出して荷室を広げる」といった調整ができない点に注意が必要です。

さらに、N-ONEはNシリーズの中でも「プレミアム」な位置付けのため、車両価格がN-WGN等より高めに設定されています。

維持費だけでなく、初期投資の費用対効果を慎重に判断することをお勧めします。

※N-WGNがなぜ安いのかその理由などはこちらにくわしくまとめています。

N-ONEは何人乗りか気になる人のQ&A

N-ONEは何人乗りか気になる人からよく寄せられる質問に答えます。

Q. 大きな荷物を積むと何人まで乗れそう?

A. 大きな荷物を積むなら2人乗りが現実的な限界です。

N-ONEは後席を使用している状態(4人乗車)では、荷室の奥行きが非常に限定的。

スーパーの買い物袋数個分程度のスペースしかありません。

積載時の人数

スーツケースやゴルフバッグを積む場合、後席を倒してフラットにする必要があります。

この場合、必然的に2人乗りとなるわけですね。

3人乗りの場合は、後席を5:5分割で片側だけ倒せば、細長い荷物(スキー板や釣竿など)を積みつつ3人で乗ることは可能です。

ただし、横幅のある大きな荷物は積みづらくなります。

裏技(チップアップ)

ホンダ独自の機能として、後席の座面を跳ね上げる「チップアップ」が可能。

これにより、後席の足元に背の高い荷物(観葉植物など)を置くことができます。

この場合は、反対側の後席に1人座れるため3人乗りが可能になります。

田丸
田丸
荷物優先なら2人、工夫すれば3人という感じですね。

Q. 後席に人が乗っても運転席と助手席はゆったりしている?

A. 前席のゆとりは軽自動車トップクラスですが、助手席の足元には注意が必要です。

N-ONEは前席の居住性にコストをかけており、大柄な男性が座っても窮屈感はありません。

むしろ「助手席スペースはN-BOXよりもN-ONEの方が快適」という評価もあるくらい。

運転席のゆとり

N-ONEはホイールベース(前輪と後輪の距離)が2,520mmと長く、後席の足元空間自体は非常に広いです。

そのため、後席に人が座るからといって、運転席を極端に前に出す必要はありません。

シートベルトやヘッドレストの位置も適切で、長時間運転しても疲れにくい設計になっています。

助手席の注意点

助手席の足元は、中央のコンソールボックス(シフトレバー周辺)が張り出しているため、成人男性が座ると左足周辺に窮屈さを感じる場合があります。

とはいえ、これは多くの軽自動車に共通する特徴で、N-ONEだけの問題ではありません。

Q. 後部座席に人を乗せる頻度が多いならN-BOX一択?

A. 頻度だけでなく「誰を乗せるか」で決まります。

後部座席に人を乗せる頻度が多いからといって、必ずしもN-BOXが正解とは限りません。

比較項目 N-ONE N-BOX
乗せる相手 友人・同僚(大人) 子供・高齢者
乗り降りのしやすさ 普通(ヒンジドア) 最高(スライドドア)
車内の移動 不可 可能(ウォークスルー)
快適性の質 シートの厚み・静粛性が高い 開放感・着座位置の自由度が高い

N-BOXが絶対的に有利なケース

以下のような状況では、N-BOXを選ぶべきでしょう。

  • 子供のチャイルドシートへの載せ降ろしがある
  • 狭い駐車場での乗り降りが多い
  • 後席で着替えをしたり、自転車をそのまま載せたい

※N-BOXは何人乗りかはこちらにまとめています。

あえてN-ONEを選ぶべきケース

一方で、以下のような人にはN-ONEの方が向いています。

  • 後席に乗るのが「たまに来る友人」など、大人がメイン
  • スライドドア特有の「商用車感」を避けたい
  • 4人乗っても「走りの質感」や「会話のしやすさ(静粛性)」を大切にしたい

なんていうか、N-ONEは「大人の移動」を真剣に考えた車。

子育て真っ最中の家庭には不向きですが、大人同士でゆったり移動したい人には最適な選択肢なんですよね。

田丸
田丸
用途と乗せる人によって、ベストな選択は変わるということですね。

【注意点】

現行のN-ONE(2020年〜)は、後席の前後スライド機構がありません。

荷室を広げるために座席を少し前に出す、といった調整ができない点は、N-BOXやN-WGNとの大きな違いです。

また、後席に背の高い大人が座る場合、ヘッドレストをしっかり上げないと首への負担が大きくなります。

天井までの距離(ヘッドクリアランス)がN-BOXより圧倒的に少ないため、必ず実車で確認してください。

さらに、2026年現在の価格改定により、装備内容によってはN-ONEの方がN-BOXより高額になるケースがあります。

予算重視で「安くて広い車」を探している場合は、中古のN-WGNなども選択肢に入れるのが一般的です。

N-ONEは何人乗りのまとめ

N-ONEは何人乗りなのか、最後におさらいしましょう。

  • N-ONEの乗車定員は全グレード4人乗り
  • 12歳未満の子供なら法律上5人まで可能だがシートベルトが足りず非推奨
  • 大人4人で乗れるが長距離は窮屈感がある
  • ファミリーカーとしては割り切りが必要
  • 1〜2人利用が最も快適な設計
  • 大きな荷物を積むなら2人乗りが限界
  • 前席のゆとりは軽自動車トップクラス
  • 後席に人を乗せる頻度よりも誰を乗せるかが重要

N-ONEは「大人の移動」を真剣に考えた車で、1人〜2人での利用が最も快適です。

デザインに惹かれて候補に入れたあなたも、実際の乗車人数と用途をイメージしながら、最適な選択をしてくださいね。

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