スペーシアはGで十分なのか、それとも上位グレードのXにすべきか。
私も軽自動車を買うとき、同じように悩んだ経験があるんです。
見積もりを見て「思ったより高い…」と感じたり、ディーラーで上位グレードを勧められて「本当に必要なのかな?」と疑問に思ったり。
正直、スペーシアのハイブリッドGは基本性能がしっかりしているので、多くの人にとって十分なグレードです。
ただ、使い方や家族構成によっては、Xを選んだ方が後悔しないケースもあるんですよね。
この記事では、以下のポイントを詳しく解説していきます。
- GとXの違いを標準装備から比較
- Gで十分な人、Xにすべき人の具体的な条件
- グレード選びで迷ったときの判断基準
- 実際の口コミや不安解消のQ&A
この記事を読めば、あなたに合ったグレードが明確になり、無駄な出費を避けながら満足度の高い買い物ができますよ。
スペーシアはGで十分?

スズキ スペーシアのグレード選びで最も悩むのが、ベースグレードの「HYBRID G」と上級グレードの「HYBRID X」のどちらにするかという問題です。
結論から言うと、使い方や家族構成によって最適なグレードは変わります。
ここでは以下の3つの視点から、あなたにとってGで十分かXにすべきかを判断できるようにしていきます。
- 一人乗りや前席メインならGで十分、子供がいるならXがいい理由
- Gで満足できる人の具体的な3つの条件
- Xを選んだ方が後悔しない人の4つの条件
価格差は約17.5万円ありますが、この差額に含まれる装備が「後から付けられない」ものばかりなので、慎重に判断する必要があるわけですね。
【結論】一人乗りや前席メインならGで十分、子供がいるならXがいい
一人乗りや夫婦二人での使用がメインで、とにかく安く新車に乗りたいなら「HYBRID G」で十分です。
一方、小さな子供がいる家庭や、後席に人を乗せる機会が多いなら「HYBRID X」を選んだ方が後悔しません。
両グレードの価格差は約17.5万円(2WD車の場合)。
この差額には「後から付けられない重要装備」が凝縮されているのがポイントなんです。
具体的には以下のような違いがあります。
| 項目 | HYBRID G | HYBRID X |
|---|---|---|
| スライドドア | 両側手動 | 左側電動(右側はオプション) |
| 後席快適装備 | なし | ・マルチユースフラップ ・スリムサーキュレーター ・ロールサンシェード |
| 運転席調整 | 固定式 | ・シートリフター ・チルトステアリング |
| 価格(2WD) | 約153万円 | 約170万円 |
Gは「シンプルだけど必要十分」、Xは「快適性を追求したい人向け」という位置づけ。
つまるところ、日常の使い方と予算のバランスで判断するのが賢い選択になります。
ハイブリッドGで十分な人の3つの条件
HYBRID Gは単なる安物ではなく、安全装備(スズキセーフティサポート)やマイルドハイブリッドが標準装備されているため、以下の条件に当てはまるなら非常にコスパの良い選択です。
条件1|後席ドアを手動で開けることに抵抗がない
Gは後席のドアが両側とも手動スライドドアで、パワースライドドアはオプションでも追加できません。
電動ドアの開閉スピードをまどろっこしく感じる人にとっては、バッと開けてバッと閉められる手動の方がむしろストレスフリーだったりします。
また、電動パーツが少ない分、将来的な故障リスクや修理費用の心配が減るというメリットも。
条件2|主に1〜2名で前席しか使わない
後席の快適装備(サーキュレーターや足置きなど)がほぼ省かれているため、以下のような使い方ならGで十分です。
- 通勤や買い物で一人乗りがメイン
- 夫婦二人での移動がほとんど
- 後席は荷物置きとしてしか使わない
後ろに人を乗せない、または乗せても短時間なら、快適装備の有無は気にならないでしょうね。
条件3|内装や見た目にこだわりがない
Gはホイールがスチール(キャップ付)で、ステアリングの上下調整(チルト)やシートの高さ調整(リフター)がありません。
自分一人が運転するなら、ポジションさえ合えば問題なし。
また、2トーンカラーもGでは選択できないため、外観にこだわりがない人向けのグレードと言えます。
ハイブリッドXを選んだ方がいい人の4つの条件
HYBRID Xは単なる豪華版ではなく、スペーシアの「売り」である快適機能がこのグレードからしか付かないため、以下の場合はXを選ばないと後悔する可能性が高いです。
条件1|小さな子供や高齢者の送迎をする
Xは後席左側パワースライドドアが標準装備で、荷物で両手が塞がっている時や子供を抱っこしている時に電動ドアは必須級の装備です。
右側もオプションで電動化できるので、両側パワースライドにすれば、どちら側からでも楽に乗り降りできます。
チャイルドシートの乗せ降ろしが日常的にある家庭なら、Xを選ぶメリットは大きいわけで。
条件2|後席を「リビング」のように快適にしたい
新型スペーシアの目玉機能である以下の装備は、Xにしか付いていません。
- マルチユースフラップ(オットマン・荷物ストッパー機能)
- スリムサーキュレーター(空気循環機能)
- ロールサンシェード(日差し対策)
- 後席センターアームレスト
真夏の車内で後席に座る人のことを考えると、サーキュレーターの有無は快適性に直結します。
条件3|家族で運転を交代する
Xにはハンドル位置を上下に調整できる「チルトステアリング」と「運転席シートリフター」が備わっています。
体格の違う夫婦などで車を共有する場合、これがないと安全な運転姿勢が作れません。
Gは調整機構がないため、どちらかが妥協した姿勢で運転することになってしまうんですね。
条件4|2トーンカラーを選びたい
おしゃれな2トーンルーフ仕様はXグレードでしか選択できません。
見た目にこだわりたい場合は、自動的にXという選択になります。
個性的なカラーリングで他のスペーシアと差別化したいなら、Xを検討する価値あり。
スペーシアはGで十分か決められない場合の5つのアドバイス

スペーシアはGで十分か悩んでいるなら、以下の5つのステップで判断を明確にできます。
標準装備の違いを確認し、実際のユーザーの声を聞き、自分の優先順位を整理していくことで、後悔しない選択ができるようになりますよ。
- GとXの標準装備を一覧表で比較する
- 実際にGで満足している人の口コミを参考にする
- 自分が車に何を求めているかを明確にする
- 妥協できるポイントとできないポイントを整理する
- 最終チェック表で判定する
なにはともあれ、焦って決める必要はありません。
じっくり検討して、自分に合ったグレードを選びましょう。
Step1:GとXの標準装備の違いを一覧表であらためて確認しよう
GとXの価格差は約17.5万円ですが、Xには「後から付けられない」機能が多数含まれています。
まずは標準装備の違いを一覧表で確認しましょう。
| 装備カテゴリー |
HYBRID G (約153万円〜) |
HYBRID X (約170万円〜) |
|---|---|---|
| スライドドア | 両側手動 | 左側電動(右側はオプション) |
| 後席快適装備 | なし | ・マルチユースフラップ ・スリムサーキュレーター ・ロールサンシェード ・後席センターアームレスト |
| 運転席調整 | 固定式 | ・シートリフター ・チルトステアリング |
| 電源・収納 | 標準的 | ・USB電源ソケット(Type-A/Type-C) ・後席シートバックテーブル |
| ガラス | 標準ガラス | プレミアムUV&IRカットガラス |
| ホイール | 14インチスチール+キャップ | 14インチスチール(X専用デザイン) |
| カラー選択 | 単色のみ | 2トーンカラー選択可 |
特に注目すべきは、電動スライドドアと運転席の調整機構、後席の快適装備です。
これらは後付けできないため、購入時にしっかり検討する必要があるんですね。
表を見てわかるように、Xは「家族での使用」を想定した装備が充実。
一方、Gは「個人使用」に特化したシンプルな構成になっています。
Step2:口コミでGで満足している人の声を聞いてみよう
実際にGを購入して満足しているユーザーには、以下のような共通の満足ポイントがあります。
満足ポイント1|手動ドアの方が使いやすい
パワースライドドアの開閉スピードをまどろっこしく感じる人にとって、バッと開けてバッと閉められる手動はむしろストレスフリーという声が多数。
- 「電動だと開くのを待つのがイライラする」
- 「手動の方が開閉が早くて便利」
- 「電動の故障リスクを考えると手動で十分」
満足ポイント2|故障リスクが低い
電動パーツが少ない分、将来的な故障や修理費用の心配が少ないという安心感を重視する声も。
というのも、パワースライドドアは故障すると修理費が高額になるケースが多いんです。
満足ポイント3|基本性能は変わらない
エンジン、マイルドハイブリッド、安全装備(スズキセーフティサポート)はGでも標準装備なので、走りの質や安全性に差がありません。
燃費もむしろGの方が良好で、2WDの場合、Gは25.1km/L、Xは23.9km/Lとなっています。
これはGの方が車両重量が軽い(30kg差)ためですね。
満足ポイント4|一人乗りがメイン
後ろに人を乗せないなら、サーキュレーターやオットマンは宝の持ち腐れになるという意見も多数。
- 「通勤メインだから後席の装備は不要」
- 「荷物を載せるだけなので快適装備はいらない」
- 「17万円分の装備を使わないならGで十分」
Step3:自分が車に何を求めるかを問いかけてみよう
以下の質問に対し、自分のライフスタイルを照らし合わせてみてください。
質問1|運転するのは自分一人だけ?
YesならGでもポジションが合えばOK。
No(家族で共有)なら、身長差をカバーできるシートリフターとチルトステアリングがあるXが必須です。
体格が大きく違う夫婦で車を共有する場合、調整機構がないと危険な運転姿勢になってしまうんですよね。
質問2|後ろに座るのは誰?
子供や高齢者なら、電動ドアと夏場の熱中症対策(サーキュレーター)があるXが圧倒的に安全・快適です。
特に小さな子供を抱っこしながらドアを開け閉めする場面では、電動ドアの便利さを実感するはず。
質問3|車内での待ち時間はある?
送り迎えの待ち時間などで後席で過ごすなら、マルチユースフラップ(オットマン)の有無でリラックス度が劇的に変わります。
足を伸ばして休憩できるかどうかは、長時間の待機では大きな差になるわけですね。
Step4:スライドドアや内装など妥協点を明確にしよう
Gを選ぶ際に「これだけは我慢することになる」というポイントを整理します。
妥協点1|ドライビングポジションの調整
Gにはハンドルの高さ調節(チルト)と座面の高さ調節(リフター)がありません。
試乗して「今の位置が自分に合わない」と感じたら、Gは避けるべきです。
運転姿勢は安全運転に直結するため、ここは妥協してはいけないポイント。
妥協点2|後席への配慮
Gを選ぶと、後席に乗る人への配慮(サンシェード、テーブル、USB、サーキュレーター)をすべて切り捨てることになります。
- 夏場の後席は暑くなりやすい
- スマホの充電ができない
- 日差しを遮るものがない
- リラックスできる装備がない
家族や友人を乗せる機会が多いなら、この妥協は大きいですね。
妥協点3|電動ドアの選択肢
Gは両側手動固定で、パワースライドドアを後付けすることはできません。
Xなら標準で左側が電動、オプションで右側も電動にできるので、「両側電動」を希望するならXを選ぶしかないんです。
Step5:Gを選んで後悔しないかチェック表で判定しよう
以下のチェック項目で3つ以上当てはまるなら、迷わず「HYBRID X」にすることをお勧めします。
- 小さな子供を抱っこして乗り降りすることがある
- 真夏の車内温度が気になる
- 車内でスマホを充電したい
- 夫婦など、身長差がある人たちが一台の車を共有する
- リセールバリュー(売却価格)を意識している
逆に、チェックが2つ以下なら、Gでも十分満足できる可能性が高いです。
特に「一人乗りメイン」「予算重視」「シンプルな装備で十分」という人は、Gがぴったり。
ただ、マルチユースフラップは新型スペーシア最大の売りなので、これを体験せずにGに決めると、後で他人の車を見た時に最も後悔するポイントになるかもしれません。
できれば試乗でXの装備を体験してから判断するのがベストですね。
スペーシアはGで十分か不安な人のQ&A
スペーシアはGで十分か悩む人から、よく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。
外観の違い、性能差、リセールバリュー、ディーラーの対応など、気になるポイントを解説していきます。
- GとXは外観で見分けられるのか
- ハイブリッド性能に差はあるのか
- リセール(売却時の価格)でGは不利なのか
- なぜディーラーはGを勧めてこないのか
これらの疑問を解消して、安心してグレード選びができるようにしましょう。
Q. GかXか他人が外観から見分けられる?
結論から言うと、非常に分かりにくいですが、ホイールとルーフ色で判別可能です。
見分けポイント1|ホイールキャップのデザイン
どちらも14インチのスチールホイール+フルホイールキャップですが、デザインが異なります。
Gはシンプルなシルバー系、Xは少し凝った意匠のキャップ。
ただ、車に詳しい人でなければ一瞬で判別するのは困難ですね。
見分けポイント2|2トーンカラーの有無
ルーフ(屋根)の色がボディと異なる「2トーンルーフ」はXにしか設定がありません。
2トーンのスペーシアを見かけたら、それは確実にX(またはカスタム)です。
逆に単色ならGの可能性が高いですが、Xでも単色を選べるので確実ではありません。
見分けポイント3|ガラスの濃さ
Xはリアにスモークガラスだけでなく、ロールサンシェードを備えています。
外から窓越しにシェードが見えればXだと分かりますが、閉じていなければ判別不可。
見分けポイント4|LEDヘッドランプ
以前はグレード差がありましたが、現行モデルはG・XともにLEDヘッドランプが標準装備のため、正面からの見分けはほぼ不可能です。
まぁ、他人からは判別しにくいので、「安いグレードだとバレるかも」という心配は不要ですよ。
Q. ハイブリッド性能はグレードで変わる?
システム自体は全く同じですが、燃費にわずかな差があります。
ハードウェアは共通
エンジン(R06D型)も、ISG(モーター機能付発電機)、リチウムイオンバッテリーもすべて同一です。
ISGとは、Integrated Starter Generator(統合型スターター発電機)の略で、エンジンの始動とモーターアシストを兼ねる装置のこと。
加速感やアイドリングストップからの復帰の静かさなどは、GもXも変わりません。
燃費の差
装備が簡素で車重が軽いGの方が、燃費(WLTCモード:国際的な燃費測定方法)はわずかに良い傾向にあります。
| グレード | 車両重量 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| HYBRID G (2WD) | 850kg | 25.1km/L |
| HYBRID X (2WD) | 880kg | 23.9km/L |
車重の差は30kgで、電動ドアなどの装備が影響しています。
燃費差は約1.2km/Lなので、年間走行距離が1万kmなら、年間で約20L(約3,000円)の差。
17.5万円の価格差を考えると、燃費だけでは取り戻せないですね。
Q. リセールはGだと不利?
査定額の「下落幅」は小さいですが、「売りやすさ」はXが圧倒的です。
パワースライドドアの壁
中古車市場では、スライドドア車において「電動(パワースライド)」であるかどうかが最大の評価基準になります。
両側手動のGは、ファミリー層向けの中古車としては需要が一段落ちるため、買取価格のパーセンテージはXに比べて低くなりやすいんです。
具体的には、3年後の下取り価格で5〜10%程度の差が出ることも。
価格の安定性
一方で、Gは新車価格が安いため、走行距離が伸びた際や年数が経過した際の「底値」は安定しています。
10年近く乗り潰す前提ならば、リセールの差は気にする必要はありません。
短期で乗り換える予定ならX、長く乗るならGという判断もアリですね。
Q. ディーラーがGを勧めてこない理由は?
「クレーム防止」と「満足度の保証」のためであり、単なる利益追求だけではありません。
理由1|後付けできない装備が多すぎる
Xに付いている電動ドアやサーキュレーター、マルチユースフラップは後から付けることができません。
納車後に「やっぱり欲しかった」と言われても対応できないため、安全策としてXを勧めます。
というのも、グレードを理由にしたクレームは意外と多いんですよね。
理由2|スペーシアの「売り」を体験してほしい
新型スペーシアの最大の魅力は、後席の快適性(フラップやサーキュレーター)です。
これらがないGを売ることは、ディーラーにとって「スペーシアの本当の良さを伝えていない」という感覚に近いものがあります。
お客さんに満足してもらいたいという思いから、Xを勧める傾向があるわけですね。
理由3|在庫と納期の管理
流通台数はXの方が圧倒的に多いため、見込み発注している在庫車(即納車)がXに偏っている場合、営業担当者はXを勧めやすくなります。
Gを注文すると納期が延びるケースもあるので、早く納車したい場合はXになりがち。
とはいえ、予算が厳しいならGでも全く問題ないので、遠慮せず希望を伝えましょう。
スペーシアはGで十分?のまとめ
スペーシアはGで十分かどうかは、使い方と家族構成で判断するのが正解です。
この記事の内容を振り返ってみましょう。
- 一人乗りや前席メインならGで十分、子供がいるならXがいい
- Gで満足できるのは手動ドアOK、前席メイン、見た目にこだわりがない人
- Xを選ぶべきは子供の送迎、後席の快適性、運転の共有、2トーンカラー希望の人
- GとXの装備差は価格差17.5万円に凝縮されている
- ハイブリッド性能は同じだが燃費はGがわずかに良い
- リセールはXが有利だが長期保有ならGでも問題なし
スペーシアのGは基本性能がしっかりしているので、シンプルな使い方なら十分満足できるグレードです。
ただ、電動ドアや後席の快適装備は後から付けられないので、必要かどうかを慎重に判断してくださいね。
試乗でXの装備を体験してから決めるのがベストですよ。
※なお、乗車定員はグレードで変化はありませんが、諸々の注意点はこちらにくわしくまとめています。
スペーシアとカスタムは何人乗り?大人4人子供1人はOK?
スペーシアとカスタムは何人乗りかを詳しく解説。定員4人の軽自動車で大人や子供を含めた家族構成別の快適度、法的なルール、5人乗車の現実など、購入前に知っておくべき情報を網羅しています。
クルマ選びの達人
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