「N-BOXって軽自動車じゃないんでしょ?」
街中で白いナンバープレートを付けたN-BOXを見かけて、そう思った方は少なくないはず。
私も最初にN-BOXカスタムの白ナンバー仕様を見たとき、「え、これ普通車だったの?」って勘違いしたことがあるんです。
実はこの疑問、N-BOXオーナーでさえ「軽自動車ですか?」って聞かれて困惑することがあるほど、意外と知られていない事実があるんですよね。
結論から言うと、N-BOXは全グレード軽自動車ですが、特別な制度によって白ナンバーを付けられるため、普通車と誤解されやすいんです。
N-BOXは軽自動車じゃないという誤解をざっくりまとめると……
- N-BOXは全モデル・全グレードが軽自動車規格
- 白ナンバーは図柄入りナンバー制度で付けられる
- 軽自動車であることで維持費は圧倒的に安い
- カスタムや白ナンバーで高級感が出るため普通車と見間違えられる
- 税金は白ナンバーでも軽自動車税のまま変わらない
この記事では、N-BOXが軽自動車である証拠から、白ナンバーが多い理由、メリット・デメリット、そして「軽自動車ですか?」と聞かれたときの気まずくならない返答まで、徹底的に解説していきますよ。
N-BOXは軽自動車じゃない?

ホンダ N-BOXが軽自動車なのか普通車なのか、この疑問に明確な答えを出していきます。
まず知っておくべきポイントは以下の通り。
- N-BOXは法的に軽自動車規格に完全適合している
- カスタムやターボモデルも含め全グレードが軽自動車
- 白ナンバーは図柄入りナンバー制度による特例
- 軽自動車であることで税金や維持費が大幅に安い
- 普通車に劣る点もあるが用途次第でメリットが上回る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【答え】軽自動車です
まず最初に明確にしておきたいのが、N-BOXは紛れもなく軽自動車だということ。
日本の道路運送車両法で定められた軽自動車の規格に、N-BOXは完全に収まっているんです。
具体的な軽自動車の規格は以下の通り。
- 排気量:660cc以下
- 全長:3,400mm以下
- 全幅:1,480mm以下
- 全高:2,000mm以下
- 乗車定員:4名以下
N-BOXの実際のサイズを見てみると、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,790mm(FFモデル)または1,815mm(4WDモデル)となっているわけで。
エンジンもS07B型の658cc、定員も4名ですから、どう見ても軽自動車の枠内にしっかり収まっています。
つまり法的にも、物理的にも、N-BOXは軽自動車。
豪華な内装や広い室内空間、白いナンバープレートに惑わされて「普通車では?」と思ってしまうのも無理はないんですが、これは完全に軽自動車なんですね。
WLTCモード燃費も軽自動車基準で優秀
燃費性能を見ても、N-BOXは軽自動車としての特性を持っています。
WLTCモード(世界共通の燃費測定方法のこと)で、標準モデルのFF車は21.6km/L、4WD車でも19.4km/Lを実現。
ターボモデルでも20.2km/L(FF)という数値は、660ccという排気量だからこその経済性を示しているわけです。
カスタムも含めて全グレードが軽自動車で普通車はなし
N-BOXには様々なグレードやバリエーションがあって、これがまた誤解を生む原因になっているんですよね。
まず、N-BOXのラインナップを整理してみましょう。
- N-BOX(標準モデル)
- N-BOX カスタム
- N-BOX JOY
- N-BOX JOY ターボ
- N-BOX スロープ(福祉車両)
- N-BOX カスタム ターボ
- N-BOX カスタム スロープ
これら全てのグレードが、排気量658cc、全長3,395mm、全幅1,475mmという軽自動車規格内に収まっているんです。
特にN-BOXカスタムは、メッキパーツや専用のLEDヘッドライト、165/55R15という大径タイヤ(ターボモデル)を装備していて、見た目が普通車並みに豪華。
でも、これらは全て軽自動車の枠内でのチューニングなわけで。
トヨタのルーミーやスズキのソリオとはカテゴリーが違う
ここで混同しやすいのが、トヨタのルーミーやスズキのソリオといった5人乗りのコンパクトカー。
これらは見た目がN-BOXに似ていますが、完全に普通車(小型乗用車)なんです。
| 車種 | 区分 | 排気量 | 定員 | 全幅 |
|---|---|---|---|---|
| N-BOX | 軽自動車 | 658cc | 4名 | 1,475mm |
| ルーミー | 普通車 | 996cc | 5名 | 1,670mm |
| ソリオ | 普通車 | 1,242cc | 5名 | 1,645mm |
N-BOXには普通車版は存在せず、全てが軽自動車というわけです。
※N-BOXは何人乗りか、定員についてくわしくはこちらでまとめています。
N-BOXは何人乗り?定員は子供と大人を組み合わせた4人
N-BOXは何人乗りか知りたい方へ。ホンダのN-BOXは全グレード4人乗りですが、カスタムやJOYでも変わりません。大人と子供の組み合わせで5人乗れる条件や、実際の使い勝手、他の軽自動車との比較まで徹底解説します。
クルマ選びの達人なぜ白ナンバーを付けられるのか意外と知られていない事情
さて、ここが多くの人が誤解する最大のポイント。
軽自動車といえば黄色いナンバープレートが常識なのに、なぜN-BOXには白いナンバーが多いのか。
実は、これは「図柄入りナンバープレート制度」という特別な制度を利用しているからなんです。
この制度、意外と知られていないんですが、2018年から始まった地方版図柄入りナンバーや、ラグビーワールドカップ、東京オリンピックなどの記念ナンバーとして導入されたもの。
図柄入りナンバーの種類
現在、軽自動車で白基調のナンバーを付けられる制度は主に以下の通り。
- 地方版図柄入りナンバープレート(ご当地デザイン)
- 全国版図柄入りナンバープレート(花柄など)
- 大阪・関西万博記念ナンバー(2025年12月26日現在交付中)
- 過去の記念ナンバー(ラグビーW杯、東京五輪など、現在は受付終了)
これらのナンバーは白地ベースのデザインになっていて、遠目には普通車の白ナンバーと区別がつきにくいんですよね。
とはいえ、過去のラグビーW杯や東京五輪の記念ナンバーには、完全に真っ白なデザインのものもあったんです。
現在街で見かける「完全に白いナンバーのN-BOX」の多くは、この時期に登録されたもの。
白ナンバーでも軽自動車は軽自動車
ここで重要なのが、白ナンバーを付けても車両の区分は一切変わらないということ。
あくまでナンバープレートのデザインが変わるだけで、車検証上は「検査対象軽自動車」のまま。
税金も軽自動車税のままですし、高速道路料金も軽自動車料金が適用されるわけです。
普通車じゃない(軽自動車である)メリット
N-BOXが軽自動車であることは、実は驚くほど多くのメリットをもたらしているんです。
特に維持費の面では、普通車とは比較にならないレベルの経済性を実現しています。
メリット1|自動車税が圧倒的に安い
軽自動車税(自家用乗用軽四輪)は年額10,800円で、これは1.0〜1.5Lクラスの普通車の自動車税(年額25,000円〜34,500円)と比べて約3分の1程度なんです。
毎年の固定費がこれだけ違うと、5年、10年と乗り続けたときの差は相当大きい。
| 区分 | 年間税額 | 5年間の累計 |
|---|---|---|
| N-BOX(軽自動車) | 10,800円 | 54,000円 |
| 1.0L普通車 | 25,000円 | 125,000円 |
| 1.5L普通車 | 34,500円 | 172,500円 |
5年間で約7万円〜12万円近くの差が出るわけですから、これは大きい。
メリット2|重量税・自賠責保険も安い
車検時にかかる重量税や自賠責保険料も、軽自動車は普通車より大幅に安く設定されているんです。
さらに任意保険料も、多くの保険会社で軽自動車の方が割安になる傾向があるので、トータルの維持費はかなり抑えられる。
メリット3|高速道路料金が約2割引き
高速道路を頻繁に使う人にとっては、これもバカにならないメリット。
軽自動車は普通車の約8割の料金で通行できるため、長距離ドライブが多い家庭ほど恩恵が大きいんですよね。
メリット4|小回りと駐車のしやすさ
N-BOXの最小回転半径は4.5m(FF標準モデル)から4.8m(4WD・カスタム)。
全幅1,475mmという軽自動車規格のサイズのおかげで、住宅街の細い道や、軽専用の狭い駐車場でもストレスなく扱えるんです。
都市部のコインパーキングでは「軽専用」の狭いスペースに停められることも多く、これが意外と便利。
メリット5|リセールバリューが高い
N-BOXは日本で一番売れている車だけあって、中古車市場での需要が極めて高いんです。
3年落ち、5年落ちでも、普通車より値崩れしにくい傾向があるため、売却時の下取り価格が予想以上に高くなることも珍しくないわけで。
軽自動車じゃないデメリット(普通車に劣る点)
とはいえ、N-BOXが軽自動車である以上、普通車と比較して劣る点があるのも事実です。
正直なところ、用途によっては軽自動車では力不足を感じる場面もあるんですよね。
デメリット1|乗車定員が4名まで
これは軽自動車規格の絶対的な制約で、N-BOXは法的に4人までしか乗れません。
5人家族の場合、全員で移動することができないため、普通車(5人乗り以上)を選ばざるを得ない状況になります。
子供が小さいうちは「子供3人を後部座席に」という計算もできますが、法的には子供でも1人としてカウントされる年齢になると厳しい。
デメリット2|動力性能の限界
排気量658ccという制約は、特にノンターボ車(NA:自然吸気エンジンのこと)で顕著に表れます。
N-BOXの標準モデルは最高出力43kW[58PS]、最大トルク65N・m[6.6kgf・m]。
大人4人が乗った状態で坂道や高速道路の合流では、1,000cc以上の普通車と比べるとどうしてもパワー不足を感じるんですよね。
デメリット3|衝突安全性の物理的限界
最新のN-BOXはHonda SENSINGを標準装備し、安全性能は大幅に向上しているものの、物理的な制約は避けられません。
車体の前後に設けられるクラッシャブルゾーン(衝撃を吸収する変形代のこと)は、全長3,395mmという制約上、普通車ほど広く取れないんです。
また、ボディパネルの厚みやフレーム構造も、軽量化と規格内に収めるための制約があるため、大型の普通車と比較すると安全マージンは限定的。
デメリット4|静粛性と乗り心地
N-BOXのタイヤサイズは標準で155/65R14、カスタムターボでも165/55R15。
このサイズだと、ロードノイズ(路面から伝わる音)が車内に入りやすく、長距離走行時の疲労度は普通車に一歩譲るんですよね。
また、660ccエンジンは高速巡航時に回転数が高くなりがちで、エンジン音が気になる場面もあります。
【注意点】
これらのデメリットは、あくまで「普通車と比較した場合」の話です。
軽自動車の中では、N-BOXは広さ、快適性、安全性ともにトップクラスの水準を実現していることは間違いありません。
また、2025年以降のモデルでは技術進化によって、これらの弱点がさらに改善される可能性もあるため、最新の試乗情報やレビューを確認することをおすすめします。
「N-BOXは軽自動車じゃない」と誤解されるほど白ナンバーが多い5つの理由

街中を走るN-BOXを見ていると、本当に白ナンバーが多いんですよね。
私も以前、駐車場で5台のN-BOXを数えたら、そのうち3台が白ナンバーだったことがあって、これはもう「現象」と言っていいレベル。
なぜここまで白ナンバーのN-BOXが増えているのか、その背景には以下の5つの理由があるんです。
- 特別仕様ナンバー制度の普及とタイミング
- ボディカラーとの親和性が高い
- 「軽自動車に見られたくない」という心理
- 煽り運転対策としての防衛本能
- ディーラーでの積極的な推奨
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1|特別仕様ナンバー制度の普及とタイミング
最大の理由は、2018年から始まった図柄入りナンバー制度と、その後の記念ナンバーの展開が、ちょうどN-BOXの販売台数が急増したタイミングと重なったこと。
特に2019年のラグビーワールドカップ記念ナンバーと、2020年の東京オリンピック記念ナンバーは、軽自動車でも完全に真っ白なデザインが選べたんです。
この時期、N-BOXは2017年にフルモデルチェンジしたばかりで、まさに販売の絶頂期。
新車購入者の多くがこの記念ナンバーを選択したため、現在でも街中に「真っ白ナンバーのN-BOX」が大量に残っているわけです。
理由2|ボディカラーとの親和性が高い
N-BOXの人気ボディカラーは、プラチナホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、そしてシルバー系。
これらの落ち着いた色に黄色いナンバーを付けると、どうしても浮いてしまうんですよね。
白いナンバーなら、ボディカラーと調和して統一感が出るため、見た目の高級感が格段に上がるんです。
特にN-BOXカスタムは、メッキグリルやLEDヘッドライトなど、デザインに力を入れているモデル。
こういった上質な外観に、白ナンバーが加わることで「小型高級ミニバン」のような風格が生まれるわけです。
理由3|「軽自動車に見られたくない」という心理
これは少しデリケートな話題なんですが、実際に多くのN-BOXオーナーが感じている本音でもあるんです。
N-BOXカスタムは車両価格が200万円を超えることも珍しくなく、内装も普通車並みに豪華。
これだけお金をかけた車なのに、黄色いナンバーで「軽自動車=安い車」というイメージを持たれたくない、という心理が働くんですよね。
白ナンバーにすることで、周囲から「軽自動車特有の安っぽさ」を感じさせないようにしたい、一種のドレスアップ効果を狙う層が一定数存在します。
理由4|煽り運転対策としての防衛本能
これは意外かもしれませんが、安全上の理由で白ナンバーを選ぶ人も増えているんです。
残念ながら、一部のドライバーの中には「軽自動車は弱い」「軽自動車なら強引に割り込める」と考える人がいるのも事実。
白ナンバーを付けることで、遠目から「普通車(または普通車並みの車)」と認識させ、不当な嫌がらせや煽り運転を回避したいという防衛本能が働くわけです。
理由5|ディーラーでの積極的な推奨
ホンダのディーラーでは、新車購入時に図柄入りナンバーや記念ナンバーを積極的に案内しているんです。
特に大阪・関西万博記念ナンバーのような期間限定のデザインは、「今しか付けられない特別なナンバーですよ」という訴求力があるため、多くの購入者が選択しています。
また、契約時に「白ナンバーにできますが、いかがですか?」と提案されると、追加費用が数千円程度なら「じゃあお願いします」となるケースが多いんですよね。
いま現在、N-BOXに普通車ナンバーを付けられる限られた方法
では、現在N-BOXに白(または白基調)のナンバーを付けるには、具体的にどうすればいいのか。
方法は大きく分けて2つあるんですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
方法A|図柄入りナンバーへの変更(一般的な方法)
これが最も現実的で、多くのN-BOXオーナーが選択している方法。
軽自動車の区分のまま、見た目を白基調にする方法です。
対象となるナンバーは以下の通り。
- 地方版図柄入りナンバープレート(ご当地デザイン、例:富士山、瀬戸内海など)
- 全国版図柄入りナンバープレート(花柄など、全国どこでも選択可能)
- 大阪・関西万博記念ナンバー(2025年12月26日現在交付中)
これらのナンバーは白地ベースのデザインになっていますが、軽自動車版には黄色の縁取りが義務付けられています。
ただ、遠目には白ナンバーと区別がつきにくいため、十分に「白ナンバー効果」は得られるわけで。
手続き方法と費用
手続きは「希望番号申込サービス」のウェブサイトから申請可能。
- 交付手数料:約7,000円〜9,500円(地域や図柄によって異なる)
- 寄付金:1,000円以上(白基調のデザインを選ぶ場合)
- 申請から交付まで:約2〜4週間
維持費(軽自動車税など)は変わらず、高速道路も軽自動車料金のまま。
方法B|構造変更で普通車登録(マニアックな方法)
これは法的にN-BOXを「軽自動車」から「普通車(小型自動車)」へ区分変更する方法です。
具体的には以下のいずれかの方法。
- エンジンをボアアップして排気量を660cc超にする
- オーバーフェンダーやエアロパーツを取り付けて全幅を1,480mm超にする
ナンバープレートが完全に白い「登録車用ナンバー」になり、リアには「封印」が付きます。
ただし、デメリットが大きすぎるため、現実的ではありません。
デメリット
- 自動車税が普通車並み(年額25,000円〜)になる
- 重量税、自賠責保険料も普通車料金に上がる
- 高速道路料金も普通車料金になる
- 構造変更検査の手続きが複雑で費用も高額
- 車検の基準が厳しくなる
つまり、見た目のためだけに年間数万円の維持費増を受け入れることになるわけで、これはさすがに現実的じゃないですよね。
【注意点】
図柄入りナンバーの受付期限は種類によって異なります。
例えば大阪・関西万博特別仕様ナンバーのウェブ申請期限は制度変更の可能性があるため、検討中の方は早めに軽自動車検査協会のウェブサイトで最新情報を確認してください。
また、白ナンバーの軽自動車でETCを利用する場合、正しく「軽自動車」として車載器のセットアップが行われていれば軽料金になりますが、有人レーンでは稀に「普通車」と間違われるトラブルが報告されています。
N-BOXは軽自動車じゃないと思っていた人のQ&A
ここからは、N-BOXが軽自動車だと知って驚いた方や、すでにオーナーの方が抱える疑問に答えていきます。
実際にネット上でよく見かける質問を集めてみました。
Q. 「軽自動車ですか?」って聞かれた時にお互いが気まずくならない回答は?
これ、N-BOXオーナーあるあるなんですよね。
特に白ナンバーを付けていると、かなりの確率で聞かれるんです。
おすすめの回答は「はい、維持費の安い最強の軽です(笑)」と明るく返すこと。
相手が「普通車だと思っていた」のであれば、それはあなたのN-BOXが高級に見えるという褒め言葉なわけで。
「そうなんです、最近の軽は広くて普通車と間違えられますよね。でも税金が年間1万円ちょっとなんで、めちゃくちゃお得なんですよ」と同調しつつ、軽自動車であるメリットを自慢げに話すと、嫌味なく会話が成立します。
逆に「軽自動車じゃないです」とか、曖昧に濁すのは避けた方がいい。
後で事実が分かったときに、かえって気まずくなりますから。
Q. 5人乗りの普通車版が発売される可能性はある?
正直なところ、現時点では「ほぼゼロ」に近いと言わざるを得ません。
N-BOXは「軽自動車規格」の中で最大の空間を作ることに特化した車だからです。
もし5人乗りにするとなると、車幅を広げる必要があり、それはもうN-BOXではなく別の車(コンパクトカー)になってしまう。
実際、ホンダには5人乗り以上のスライドドア車として「フリード」という強力なラインナップがすでに存在します。
| 車種 | 定員 | 全長 | 全幅 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|
| N-BOX | 4名 | 3,395mm | 1,475mm | 約165万円〜 |
| フリード | 6〜7名 | 4,265mm | 1,695mm | 約230万円〜 |
つまり、5人以上の家族にはフリードを、4人以下ならN-BOXを、というホンダの戦略があるため、N-BOXの普通車版を作るメリットがメーカー側に薄いんです。
【注意点】
ただし、将来的な市場動向やホンダの戦略変更によって、新しいコンセプトの車が登場する可能性はゼロではありません。
最新情報は公式発表を待つ必要があります。
Q. 白ナンバーを付けたら税金が高くなる?
これは完全な誤解で、1円も高くなりません。
白ナンバー(図柄入りナンバー)への変更は、あくまで「プレートのデザイン変更」であって、車検証上の区分は「軽自動車」のまま変わらないんです。
したがって、毎年の軽自動車税(10,800円)や重量税、自賠責保険料が変わることは一切ありません。
かかるのはナンバー発行時の手数料(約7,000円〜9,500円)が1回だけ。
| 項目 | 黄色ナンバー | 白ナンバー(図柄入り) |
|---|---|---|
| 軽自動車税 | 10,800円/年 | 10,800円/年 |
| 重量税 | 軽自動車料金 | 軽自動車料金 |
| 高速道路料金 | 軽自動車料金 | 軽自動車料金 |
| ナンバー交付手数料 | 約1,500円 | 約7,000〜9,500円 |
つまり、白ナンバーにしても維持費は軽自動車のまま、見た目だけが変わるというわけです。
Q. 白ナンバーが似合うグレードや色は?
個人的には、「N-BOXカスタム」グレードの「プラチナホワイト・パール」や「クリスタルブラック・パール」が鉄板だと思います。
N-BOXカスタムはメッキパーツが多く、白ナンバーにすることで「小型の高級ミニバン」のような風格が出るんです。
似合うグレード
- N-BOXカスタム(特にEXターボ、カスタムL):エアロパーツとLEDライトで上質感が強く、白地が引き立つ
- N-BOX JOY ターボ:スポーティーな外観に白ナンバーが映える
似合う色
- プラチナホワイト・パール:ボディが白なのでナンバーが同化してスッキリ見える
- クリスタルブラック・パール:白ナンバーがコントラストとなって映える
- シルバー系:落ち着いた高級感が白ナンバーと調和する
逆に、原色系(赤、青、黄色など)のボディカラーだと、白ナンバーが浮いてしまう可能性もあるので、実車で確認するのがベストですね。
Q. 軽を隠すのが目的で白ナンバーを付けてる人はどう思われる?
これは少しデリケートな質問ですが、正直に答えると「賛否両論」なんですよね。
ネット上では「見栄っ張り」「軽のメリットを知らずに損してる」とネガティブに見る意見もあります。
特にSNSや知恵袋では「黄色ナンバーの方が素直でカッコいい」「隠す意味ない」といった批判的なコメントも散見されます。
ただ、実際のところ、現在の主流は「ドレスアップ」や「デザイン重視」という認識。
多くのオーナーが「黄色のプレートがボディカラーに合わないから」というファッション感覚で選択しているわけで、別に軽自動車であることを隠そうとしているわけじゃないんです。
周囲の目を気にするよりも、自分が気に入ったデザインを選ぶのが一番だと思いますよ。
※この軽自動車が白ナンバーを付けることのネガティブな意見についてはこちらで議論しています。
軽自動車の白ナンバーがダサい・やめてほしい・恥ずかしい15の理由
軽自動車の白ナンバーはダサいと言われる15の理由を徹底解説。見栄・デザイン・制度趣旨など批判の背景から、普及率、メリット、申請方法まで詳しく紹介。やめてほしい・恥ずかしいという声の真相と、白ナンバーにする価値を判断する材料を提供します。
クルマ選びの達人Q. 軽のわりに高くない?普通車を買った方がよくない?
確かに、N-BOXカスタムのターボモデルは車両価格が200万円を超えることもあり、同じ予算なら普通車の「フィット」や「ルーミー」も買えるんですよね。
ただ、「購入価格」だけで判断するのは危険で、「維持費」と「売却価格」を含めたトータルコストで考えると、N-BOXが圧勝するケースが多いんです。
トータルコストの比較例(5年間)
| 項目 | N-BOX | 1.0L普通車 |
|---|---|---|
| 車両価格 | 200万円 | 200万円 |
| 自動車税(5年分) | 54,000円 | 125,000円 |
| 重量税・保険(概算5年分) | 約10万円 | 約15万円 |
| 5年後の下取り価格 | ▲100万円 | ▲70万円 |
| トータル実質負担 | 約115万円 | 約157万円 |
※数値は概算です
N-BOXを選ぶ最大の理由は以下の通り。
- 維持費:税金、保険、高速代が毎年数万円単位で安い
- リセールバリュー:中古市場で絶大な人気があるため、5年後に売った時の価格が普通車より高く残る
- 使い勝手:軽自動車規格のサイズで駐車や街乗りが楽
結局のところ、「買値−売値+維持費」で考えると、下手な普通車を買うよりN-BOXの方が圧倒的に家計に優しいケースが多いんです。
ただし、5人家族や、高速道路を頻繁に長距離利用する場合は、普通車の方が向いているのも事実。
用途をしっかり見極めることが大切ですね。
N-BOXは軽自動車じゃない?のまとめ
ここまでN-BOXが軽自動車なのか普通車なのか、という疑問について詳しく解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- N-BOXは全グレード軽自動車で普通車版は存在しない
- 白ナンバーは図柄入りナンバー制度で付けられるが車両区分は変わらない
- 軽自動車であることで年間数万円の維持費が節約できる
- 白ナンバーが多い理由は記念ナンバーの普及とボディカラーとの相性
- 税金は白ナンバーでも軽自動車税のまま1円も変わらない
- 普通車に劣る点もあるが用途次第でメリットが上回る
N-BOXは軽自動車でありながら、豪華な装備と広い室内空間で普通車に匹敵する価値を提供している車。
白ナンバーによって「軽自動車じゃない」という誤解を生んでいますが、それはN-BOXのデザインと質感が高いことの証明でもあるんですよね。
購入を検討している方は、維持費の安さと使い勝手の良さを考えれば、N-BOXは非常に賢い選択になるはずです。
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