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N-BOXの満タンの走行距離&いくらになる?カスタム含む全グレード

N-BOXの満タンの走行距離&いくらになる?カスタム含む全グレード

N-BOXを満タンにしたら何キロ走れるのか、気になりますよね。

私もファミリーカーとして軽自動車を使っているので、ガソリン代や航続距離の話題はめちゃくちゃ切実です。

特にN-BOXは人気車種ですが、「タンク容量が小さくなった」とか「思ったより給油回数が多い」なんて声も聞こえてきます。

でも実際のところ、ガソリン満タンで何キロ走れて、月々のガソリン代はどのくらいになるのでしょうか。

N-BOXの満タン走行距離をざっくりまとめると……

  • FF(2WD)で満タン27L、4WDで25Lと先代より小型化
  • カタログ値では約500〜580km走行可能
  • 実燃費ベースだと街乗りで350〜400km、高速で450〜500kmが目安
  • ターボ車やカスタムでも基本的なタンク容量は同じ
  • 満タンのガソリン代は4,300〜4,700円程度

この記事では、N-BOXオーナーや購入検討中のあなたに向けて、グレード別の詳細な燃費データ、生活スタイル別のガソリン代シミュレーション、そして航続距離を延ばすための実践的なテクニックまで、包括的に解説していきます。

「給油ランプがついてからどこまで走れるの?」「満タンで東京からどこまで行ける?」といった素朴な疑問にも答えていきますので、最後までお付き合いください。

N-BOXを満タンにしたら走行距離は?タンク容量と燃費から何キロ走るかリアル解説

黒のN-BOXをガソリンスタンドに停めた女性

ホンダ N-BOXの満タン走行距離を知るには、まずタンク容量と燃費性能を把握することが大切です。

ここでは以下の5つのポイントから、N-BOXの航続距離を徹底的に掘り下げていきます。

  1. 新型のタンク容量(FF/4WD、全グレード対応)
  2. カタログ値と実燃費による走行距離の計算
  3. 街乗り・高速での燃費の違い
  4. 満タン給油時のガソリン代
  5. 生活スタイル別の月間・年間コストシミュレーション

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新型のタンク容量は何リットル?カスタム含む全グレードをチェック

2023年10月に発売された3代目N-BOX(JF5/6型)のタンク容量は、駆動方式によって異なります。

FF(2WD)モデルは27L、4WDモデルは25Lとなっており、標準車もカスタムもJOYもすべて同じ容量です。

駆動方式 現行型(JF5/6)
FF(2WD) 27L
4WD 25L

ちなみに、スロープ仕様のN-BOXも同じタンク容量を採用していますが、スロープ装備分だけ車両重量が重くなるため、燃費は若干悪化します。

田丸
田丸
タンク容量は他の軽と比べても標準サイズですね。

グレード別タンク容量一覧

念のため、全グレードのタンク容量を整理しておきます。

グレード FF(2WD) 4WD
N-BOX(標準) 27L 25L
N-BOX スロープ 27L 25L
N-BOX JOY 27L 25L
N-BOX JOY ターボ 27L 25L
N-BOX CUSTOM 27L 25L
N-BOX CUSTOM ターボ 27L 25L
N-BOX CUSTOM スロープ 27L 25L

全グレード共通なので、「カスタムだから容量が違う」といった心配は不要。

【注意点】

ガソリンは温度によって体積が変化するため、夏場と冬場で若干の誤差が生じる可能性があります。

ガソリン満タンだと何キロ走る?走行距離をざっくり計算してみた

満タンでどれだけ走れるかは、カタログ燃費(WLTCモードだぶりゅーえるてぃーしーもーど=世界共通の燃費測定方法のこと)と実燃費の2つの視点から見るとわかりやすいです。

理論上の最大航続距離(カタログ燃費ベース)

まずはカタログ値で計算してみましょう。

グレード 駆動方式 WLTCモード燃費 タンク容量 理論航続距離

標準・JOY

NAえぬえー=ターボなしの自然吸気エンジン)

FF 21.6km/L 27L 約583km
標準・JOY(NA) 4WD 19.4km/L 25L 約485km
JOY ターボ FF 20.2km/L 27L 約545km
JOY ターボ 4WD 18.4km/L 25L 約460km
CUSTOM(NA) FF 21.5km/L 27L 約581km
CUSTOM(NA) 4WD 19.4km/L 25L 約485km
CUSTOM ターボ FF 20.3km/L 27L 約548km
CUSTOM ターボ 4WD 18.4km/L 25L 約460km

FFのNAモデルなら理論上は580km以上走れる計算になりますが、これはあくまでカタログ値。

実際の走行では、信号待ちや渋滞、エアコン使用などでもっと短くなります。

リアルな航続距離(実燃費ベース)

実燃費はカタログ値の約70〜80%程度と言われています。

さらに、給油ランプが点灯するタイミング(残量約4L)を考慮すると、1回の給油で走れる現実的な距離は以下のとおり。

  • 街乗りメイン(信号多め、渋滞あり):約350〜400km
  • 郊外・バイパス走行(流れスムーズ):約450〜500km
  • 高速道路メイン(時速100km巡航):約430〜480km

つまるところ、ガチで計算すると400km前後が一般的な航続距離だと考えておけば間違いないでしょう。

田丸
田丸
街乗りだと350kmくらいで給油ランプがつくこともあるので、遠出の前には早めの給油がおすすめです。

【注意点】

冬場はエンジンの暖機や暖房の使用により、燃費が10〜15%程度悪化することがあります。

逆に春や秋などの気候が良い時期は、カタログ値に近い燃費が出やすいです。

燃費はどれくらい?街乗りと高速で走行距離はこんなに変わる

N-BOXは背が高くて空気抵抗を受けやすいため、走行環境によって燃費が大きく変動します。

街乗り・郊外・高速の3パターンで、それぞれどのくらいの燃費になるのか見ていきましょう。

街乗り(ストップ&ゴー多め)

信号待ちや渋滞が多い市街地走行では、燃費は約14〜16km/L程度に落ち着くことが多いです。

  • アイドリングストップ機能が作動しても、エアコン使用で燃費は悪化
  • 短距離走行が多いとエンジンが十分に温まらず、効率が下がる
  • 満タンでも400kmを切ることがよくある

特に夏場や冬場のエアコン多用時は、13km/L前後まで下がることも珍しくありません。

郊外・バイパス(時速60km前後で巡航)

信号が少なく、一定速度で走れる郊外道路やバイパスは、最も燃費が伸びるパターン。

  • 約18〜22km/Lと、カタログ値に近い数字が出やすい
  • エンジン負荷が安定するため、燃料消費が少ない
  • 満タンで500km以上走ることも可能

なんていうか、「燃費を良くしたいなら郊外を走れ」というのは本当です。

高速道路(時速100km巡航)

「高速道路=燃費が良い」と思われがちですが、N-BOXのような背の高い軽自動車は、時速80kmを超えると空気抵抗が急増します。

  • 燃費は約16〜19km/Lと、街乗りよりは良いが郊外走行よりは劣る
  • 時速100kmでの巡航は、エンジン回転数が高めになるため燃費が悪化
  • 満タンで450〜480km程度が現実的な航続距離

高速道路では、時速80〜90kmで巡航する方が燃費的には有利。

田丸
田丸
高速道路でアクセルべた踏みすると、ターボ車でも燃費は15km/L台まで落ちることがありますね。

走行環境別の燃費まとめ

走行環境 実燃費目安 満タン航続距離(FF・27L)
街乗り 14〜16km/L 約430km前後
郊外・バイパス 18〜22km/L 約485〜590km
高速道路 16〜19km/L 約430〜510km

【注意点】

ターボ車は加速性能が高い分、アクセルを多く踏んでしまいがちなので、NAモデルよりも実燃費が1〜2km/L悪化する傾向にあります。

また、4WDモデルは駆動系の抵抗が増えるため、FFに比べて約2km/L程度燃費が落ちます。

満タンでのガソリン代はいくら?変動する値段と1キロあたりのコスト

2025年12月現在、レギュラーガソリンの全国平均価格は約162円/L前後で推移しています。

ただ、地域やガソリンスタンドによって価格差があるため、ここでは170円/Lを基準に計算してみます。

満タン1回あたりの料金

駆動方式 タンク容量 ガソリン代(@170円/L)
FF(2WD) 27L 4,590円
4WD 25L 4,250円

FFモデルで約4,600円、4WDで約4,300円が満タン時の目安です。

先代の35Lタンクと比べると、1回あたりの給油額は1,000円以上安くなっています。

1キロあたりのコスト

実燃費を16km/Lと仮定すると、1キロ走るのにかかる費用は以下のとおり。

170円 ÷ 16km = 約10.6円/km

たとえば、片道20kmの通勤なら、往復で約424円のガソリン代がかかる計算になります。

ガソリン価格による変動

ガソリン価格は社会情勢や為替レート、原油価格などで大きく変動するため、以下のように満タン時の金額も変わります。

ガソリン価格 FF満タン(27L) 4WD満タン(25L)
160円/L 4,320円 4,000円
170円/L 4,590円 4,250円
180円/L 4,860円 4,500円

ガソリン価格が10円違うだけで、満タン時の差額は約270円。

年間を通して考えると、結構な差になりますね。

田丸
田丸
ガソリンスタンドのアプリや会員カードを活用すれば、リッター数円の割引が受けられることも多いですよ。

【注意点】

ガソリン価格は地域差が大きく、都市部よりも地方の方が高いケースもあります。

最新の価格情報は「e燃費」や「ゴーゴージーエス」などの比較サイトで確認するのがおすすめ。

【生活スタイル別】月間/年間のガソリン代シミュレーション

あなたの生活スタイルに合わせて、毎月・毎年どのくらいのガソリン代がかかるのかシミュレーションしてみましょう。

ここでは、実燃費16km/L、ガソリン価格170円/Lで計算します。

ケース1|近所の買い物・送迎メイン

  • 月間走行距離:約300km
  • 月のガソリン代:約3,188円
  • 年間のガソリン代:約38,250円

週に2〜3回、近所のスーパーや幼稚園の送迎で使う程度なら、年間4万円以内で収まります。

ケース2|片道15kmの通勤+週末レジャー

  • 月間走行距離:約800km
  • 月のガソリン代:約8,500円
  • 年間のガソリン代:約102,000円

平日の通勤に加えて週末のお出かけもある場合、年間10万円前後のガソリン代がかかる計算。

ケース3|長距離通勤・レジャー派

  • 月間走行距離:約1,500km
  • 月のガソリン代:約15,938円
  • 年間のガソリン代:約191,250円

片道30kmの通勤や、月に数回の遠出をするなら、年間19万円以上の出費も覚悟が必要です。

生活スタイル別ガソリン代一覧

生活スタイル 月間走行距離 月のガソリン代 年間のガソリン代
近所の買い物・送迎メイン 300km 約3,188円 約38,250円
片道15kmの通勤+週末 800km 約8,500円 約102,000円
長距離通勤・レジャー派 1,500km 約15,938円 約191,250円

月間走行距離が1,000kmを超えるなら、年間で12万円以上のガソリン代がかかることを想定しておくと良いでしょう。

田丸
田丸
ガソリン代だけでなく、オイル交換やタイヤ交換などのメンテナンス費用も考えておくと、より正確な維持費が見えてきますね。

【注意点】

ターボ車や4WD車は実燃費が14〜15km/L程度に落ちるため、上記の金額よりも10〜15%程度高くなる可能性があります。

また、ガソリン価格が180円/Lを超えると、年間コストはさらに増加します。

N-BOXをガソリン満タンにして走行距離を延ばす豆知識

N-BOXの給油にやってきた男性

満タンにしたガソリンを少しでも長持ちさせたい、というのは誰もが思うことですよね。

ここでは、航続距離を延ばすための実践的なテクニックを4つの視点から紹介します。

  1. 燃費向上につながる運転術
  2. 給油タイミングとコスパの関係
  3. 同じN-BOXでも燃費差が出るポイント
  4. 日常メンテナンスで航続距離をアップさせる方法

どれも簡単にできることばかりなので、ぜひ試してみてください。

燃費が良くなる運転って?実はアクセルよりブレーキが大事

「燃費を良くするにはアクセルをじんわり踏む」というのは有名ですが、実はそれ以上に重要なのがブレーキをいかに踏まないかです。

ブレーキはエネルギーの無駄捨て

ブレーキを踏むということは、ガソリンを使って作った運動エネルギーを熱にして捨てているのと同じこと。

  • 前方の信号が赤だと気づいたら、早めにアクセルを離してエンジンブレーキで減速
  • アクセルオフ時は燃料供給がカットされる「燃料カット」が働くため、ガソリン消費ゼロ
  • 車間距離を広く取れば、前の車の加減速に合わせてブレーキを踏む回数が減る

車間距離が燃費を作る、と言っても過言ではありません。

アクセルワークの基本

もちろん、アクセルの踏み方も大切。

  • 発進時はじわっとアクセルを踏み込み、急加速を避ける
  • 巡航中はアクセル開度を一定に保つ(クルーズコントロールがあれば活用)
  • 坂道では無理に速度を維持せず、少しペースを落とす

N-BOXのメーター照明は、エコな運転をすると緑色に変化する「アンビエントメーター」を搭載しているので、常に緑を維持するように意識するだけで、無意識にアクセル開度が最適化されますよ。

田丸
田丸
ブレーキを減らす運転を心がけるだけで、実燃費が1〜2km/L向上することも珍しくありません。

【注意点】

無理な低速走行は、後続車への迷惑や事故を誘発するため禁物です。

周囲の流れに乗りつつ、アクセルを一定に保つのが「安全で一番伸びる」走り方。

給油は何割残しがベスト?満タン派とこまめ派のコスパ論争

「ガソリンを少なくすれば車が軽くなって燃費が良くなる」という説を聞いたことがある人も多いはずです。

でも、N-BOXにおける現実は少し異なります。

満タン vs こまめ派の比較

給油スタイル メリット デメリット
満タン派 ・給油頻度が少ない
・航続距離が把握しやすい
・災害時の備えになる
・重量が若干増える(誤差レベル)
こまめ派 ・1回の給油額が安い
・車重が軽くなる(理論上)
・給油頻度が多い
・給油時の加減速で燃料を消費

重量の影響は1%未満

N-BOXのタンクは27L(FF車)なので、満タンと半分(約13.5kg差)での燃費差は1%未満。

つまり、1,000km走っても1Lも変わらない計算です。

こまめ派の落とし穴

給油のために何度もガソリンスタンドへ寄り道する際の加速・減速や、給油待ちのアイドリングで消費するガソリンの方が、軽量化による恩恵を上回ってしまうことが多いです。

結論としては、常に満タンがベストです。

  • 災害時や突発的な渋滞への備えになる
  • 毎回満タンにすることで「前回の給油から何キロ走ったか」を正確に把握でき、自分の運転を振り返るきっかけになる

【注意点】

給油口のギリギリまで入れようとすると、燃料漏れやチャコールキャニスター(蒸発ガス吸収装置)の故障原因になります。

自動で止まったところで止めるのが鉄則。

同じN-BOXでも燃費差が出るポイントはここ

同じグレードのN-BOXに乗っていても、隣の車と燃費が違う理由は主に3つあります。

ポイント1|タイヤの空気圧(最重要)

空気圧が指定値より0.2kg/cm²低いだけで、燃費は約2〜3%悪化します。

  • 月に1回はガソリンスタンドなどで空気圧をチェック
  • 指定空気圧は運転席ドア付近のステッカーに記載
  • 自転車のタイヤが空気不足だと漕ぐのが重いのと同じ理屈

タイヤの空気圧管理だけで、実燃費が1km/L以上変わることも珍しくありません。

ポイント2|エアコン(ACボタン)の有無

「ACボタン」がONだとコンプレッサーを回すために燃料を使います。

  • 冬場の暖房はエンジンの排熱を利用するため、ACをOFFにしても温まる
  • 夏場はさすがにACが必要だが、設定温度を1〜2度上げるだけで燃費改善

正直、エアコン使用時と未使用時では2〜3km/Lの差が出ることもあります。

ポイント3|無駄な荷物

「いつか使うかも」と積んでいるゴルフバッグやキャンプ用品(20kg〜30kg)は、常に大人一人を余分に乗せているのと同じ負荷。

  • 使わない荷物は定期的に降ろす
  • ルーフキャリアやルーフボックスも空気抵抗を増やすため、使わないときは外す

その他の燃費差が出る要因

要因 影響度 対策
エンジンオイルの劣化 NA車10,000km/12ヶ月、ターボ車5,000km/6ヶ月で交換
タイヤの銘柄 小〜中 低燃費タイヤ(エコタイヤ)に交換
運転の癖 急加速・急ブレーキを避ける
田丸
田丸
特にタイヤの空気圧は、ガソリンスタンドで無料でチェックできるので、給油のついでに確認する習慣をつけると良いですよ。

【注意点】

空気圧を高めに設定しすぎると、乗り心地が悪化したり、タイヤの中央部分だけが早く摩耗したりするため、指定値±5kPa以内に収めるのが基本です。

航続可能距離を伸ばすための日常メンテTIPS

日々のちょっとしたメンテナンスで、航続距離は確実に伸びます。

エンジンオイルの鮮度を保つ

N-BOXは高回転まで回るエンジンのため、オイルが汚れると抵抗が増えて燃費が落ちます。

  • NAモデル:10,000kmまたは12ヶ月ごと
  • ターボモデル:5,000kmまたは6ヶ月ごと

特にターボ車は、オイル劣化が燃費に直結するため、早めの交換がガソリン代の節約に繋がります。

燃料フィルターの清掃

燃料フィルターが詰まると、エンジンに十分な燃料が供給されず、燃費が悪化します。

  • 法定点検時にチェックしてもらう
  • 異常があれば交換(通常は5〜10万km程度で交換が推奨)

アンビエントメーターを活用する

N-BOXのメーター照明は、エコな運転をすると緑色に変化します。

常に緑を維持するように意識するだけで、無意識にアクセル開度が最適化されますよ。

その他のメンテTIPS

  • ワイパーブレードの交換(視界不良による無駄な減速を防ぐ)
  • エアクリーナーの清掃(エンジンへの空気供給を円滑にする)
  • スパークプラグの交換(燃焼効率を保つ)

日常的なメンテナンスを怠らないことで、実燃費が1〜2km/L向上することも珍しくありません。

【注意点】

メンテナンスはディーラーや整備工場に依頼するのが確実ですが、タイヤの空気圧チェックやウォッシャー液の補充など、自分でできることは定期的に行いましょう。

N-BOXのガソリン満タンに関連したQ&A

ここからは、N-BOXの燃料管理と航続距離について、よくある疑問にズバリ答えていきます。

Q. 給油ランプがついてから何km走れる?

A. 理論上は約50〜60kmですが、精神衛生上30km以内に給油すべきです。

点灯のタイミング

ホンダの取扱説明書によると、燃料残量が約4.0L(4WD車は約3.5L)になると給油警告灯が点灯します。

計算の根拠

実燃費を平均的な14〜15km/Lと仮定すると、15km/L × 4.0L = 60kmとなります。

注意点

  • 登り坂や渋滞、エアコン使用時は燃費が10km/Lを切ることもある
  • その場合は残り40km未満になる
  • ランプがついたら「次のガソリンスタンドで入れる」のが鉄則

タンク容量が小さいN-BOXでは、ランプ点灯後の余裕はあまりありません。

Q. 航続可能距離の表示がおかしい……実際より短いのが普通?

A. 実際より短め(厳しめ)に表示されるのが正常です。

表示の仕組み

メーターに表示される「航続可能距離」は、直近の平均燃費と燃料残量から計算されますが、実は燃料が完全に空になる(ガス欠)までの距離ではありません。

安全マージン

多くのホンダ車は、航続可能距離が「0km」と表示されても、実際にはタンク内に数リットルの予備燃料(リザーブ)が残るように設定されています。

  • 表示を信じ切ってガス欠で道路上に立ち往生するのを防ぐためのメーカーの配慮
  • 満タン直後は過大評価されやすく、走行中に実燃費に追従して修正される

なので、「表示より少し余裕がある」くらいに捉えておけば問題ありません。

Q. で、結局N-BOXの燃費はライバル車と比べて良いの?悪いの?

A. 普通です。燃費最優先ならスペーシアに一歩譲ります。

ライバル車との燃費比較

車種 WLTCモード燃費 実燃費目安 満タン航続距離
N-BOX(NA・FF) 21.6km/L 15〜18km/L 405〜486km
スペーシア 22.5km/L 16〜19km/L 450〜500km
タント 20.1km/L 14〜17km/L 378〜459km

スズキ・スペーシア

マイルドハイブリッドを搭載しており、実燃費ではN-BOXを1〜2km/Lほど上回るケースが多いです。

ダイハツ・タント

N-BOXと同等、あるいは走行条件によりわずかに劣る程度。

N-BOXの立ち位置

N-BOXは「燃費性能」よりも「エンジンの静粛性」や「加速の滑らかさ」「室内の質感」を重視しています。

燃費は決して悪くありませんが、軽自動車の中でトップというわけではありません。

Q. 満タンにしたら東京からどこまで走れる?

A. 実用的な航続距離(400〜450km程度)で考えると、静岡・名古屋あたりまでが限界です。

東京駅を出発点として、実燃費ベースでシミュレーションしてみました。

西方向(東名・中央道経由)

  • 琵琶湖(滋賀県)周辺:東京〜大津(約460km)
  • 静岡・名古屋を越えて、京都の手前あたりで給油が必要

北方向(東北道経由)

  • 盛岡(岩手県)周辺:東京〜盛岡(約460km)
  • 仙台を余裕で通過し、岩手県に入ったあたりが限界

北西方向(関越・北陸道経由)

  • 富山市(富山県)周辺:東京〜富山(約400km)
  • 日本海に突き当たるあたりで満タン分を使い切るイメージ

注意点

  • 渋滞やエアコン使用で航続距離が300km台まで落ち込むことも
  • 4WD車はタンク容量が25Lとさらに小さく、燃費も悪いため、200〜250km走った段階で給油を意識し始めるのが安全

長距離ドライブでは、200km走ったタイミングで一度給油を検討するのが無難でしょう。

N-BOXの満タン走行距離のまとめ

N-BOXの満タン走行距離について、タンク容量から実燃費、ガソリン代のシミュレーションまで幅広く解説してきました。

最後にもう一度、重要なポイントをおさらいしておきます。

  • FFモデルは27L、4WDモデルは25Lのタンク容量
  • カタログ値では500〜580km走行可能だが、実燃費では350〜500kmが現実的
  • 街乗りと高速では燃費が大きく変わり、郊外走行が最も効率的
  • 満タン時のガソリン代は約4,300〜4,700円
  • ブレーキを減らす運転やタイヤ空気圧の管理で燃費は向上する
  • 給油は満タン派が効率的で、災害時の備えにもなる
  • 給油ランプ点灯後は30km以内に給油するのが安全

N-BOXはタンク容量が小さめですが、燃費性能とのバランスを考えると十分実用的な航続距離を確保しています。

日々の運転やメンテナンスを少し工夫するだけで、ガソリン代を節約しながら快適なカーライフを送ることができますよ。

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