ざっくりまとめると…
- N-WGNのタンク容量は2WDが27L、4WDが25L
- 満タンで走れる距離は実燃費ベースで400〜500km前後
- 満タン給油の費用は4,000〜5,000円程度
N-WGNは満タンで何リットル入るのか、何キロ走れるのか……。
軽自動車を選ぶとき、ガソリンタンクの容量や航続距離ってかなり気になりますよね。
私も以前、軽自動車で長距離ドライブをしたとき、給油ランプが点いてから焦った経験があります。
この記事では、N-WGNのタンク容量から実際の走行距離、満タン給油にかかる費用まで、数字の裏側にある「実感値」を丁寧に解説していきます。
N-WGNは満タンで何リットル入る?タンク容量の規格

N-WGNは満タンで何リットル入るのかというと、駆動方式によって容量が異なります。
具体的には以下の通り。
- ガソリンタンク容量は2WDが27L、4WDが25L
- 実際に入る量は残量警告灯点灯時で20〜22L程度
- 燃料計の1目盛りは約2.25L相当
- ライバル車と比べるとやや小さめの部類
- 給油頻度は月1〜2回程度が目安
それでは、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
ガソリンタンク容量は27リットル
N-WGNのガソリンタンク容量は、2WD車が27リットル、4WD車が25リットルです。
ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」という設計を採用しているため、燃料タンクが前席の下に配置されています。
これによって室内空間を広く確保できる反面、タンク容量は最近の軽自動車の中ではやや小さめの部類に入るわけですね。
使用燃料は無鉛レギュラーガソリンで、ハイオクを入れる必要はありません。
満タン給油で実際に入る量
カタログ上の容量は27L(2WD)ですが、実際に満タン給油したときに入る量は状況によって変わります。
ガソリン残量警告灯が点灯した直後に給油した場合、実際に入る量は約20〜22リットル程度であることが多いです。
というのも、警告灯が点灯した時点で、タンク内にはまだ約4リットル前後のガソリンが残っているように設計されているから。
これはホンダ車の一般的な仕様で、ガス欠を防ぐための予備燃料というわけ。
給油機のオートストップが作動するタイミングや、車体の傾きによって、まれに27Lをわずかに超えて入ることもありますが、基本的には20L強の給油が日常的な「満タン」の目安になります。
一目盛りで何リットルか
N-WGNの燃料計は10個のセグメント(目盛り)で構成されています。
計算上は、27リットル÷10目盛り=1目盛りあたり約2.7リットルです。
ただ、実際の挙動はちょっと違います。
燃料計の特性上、最初の数目盛りはなかなか減らず、半分を切ったあたりから減りが早く感じられることが一般的なんですよね。
最後の1目盛りになると残量が5〜7L程度になり、まもなく警告灯が点くという感覚でいるのが安全でしょうね。
ライバルの軽と比較した大きさ
N-WGNのタンク容量は、ライバル車と比較すると「小さめ」に設定されています。
主要な軽自動車との比較は以下の通り。
| 車種 | タンク容量(2WD) | 備考 |
|---|---|---|
| ホンダ N-WGN | 27L | センタータンクレイアウト採用 |
| スズキ ワゴンR | 27L | N-WGNと同等 |
| ダイハツ ムーヴ | 30L | N-WGNより3L多い |
| 日産 デイズ | 27L | N-WGNと同等 |
かつての軽自動車には30〜35Lのタンクを積む車種も多かったんですが、近年の新型車は燃費向上により「27L」が業界のひとつのスタンダードになりつつあります。
つまるところ、N-WGNだけが特別小さいわけではないということ。
タンク容量から推定した給油の頻度
燃費とタンク容量から、1回の満タンで走れる距離(航続距離)を推定してみましょう。
NA車(実燃費約18km/Lと仮定)なら27L×18km/L=約486km、ターボ車(実燃費約16km/Lと仮定)なら27L×16km/L=約432kmです。
給油頻度の目安はこんな感じ。
- 毎日20km(通勤)の場合:月に1回〜1.5回程度の給油
- 週末にロングドライブ(往復200km以上)の場合:遠出のたびに給油が必要
実用上は、走行可能距離が残り50〜100km(メーター上の航続可能距離表示)になった時点で給油するのが一般的でしょうね。
【注意点】
燃費は走行環境(エアコン使用、乗車人数、坂道の多さ)により大きく変動するため、実際の給油頻度は上記より早まる可能性があります。
また、4WD車は2WDよりもタンク容量が2L少なく、かつ燃費も若干落ちるため、給油の間隔が2WDより短くなる点に留意してください。
N-WGNは満タンで何キロ走る?走行距離の目安
N-WGNは満タンで何キロ走るのかというと、グレードや駆動方式、走行環境によって大きく変わります。
カタログ値と実燃費では差があるため、現実的な数字を把握しておくことが大切。
- カタログ燃費ベースなら2WD NAで約626km走行可能
- 実燃費ベースでは街乗り350〜400km、高速500〜550km程度
- ガソリンランプ点灯後も約60km走れる余力がある
- 航続可能距離表示は予測値なので過信は禁物
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カタログ燃費によるグレード別の走行距離
カタログ値(WLTCモード)に基づく理論上の航続距離は以下の通りです。
| グレード構成 | 駆動方式 | タンク容量 | WLTCモード燃費 | 満タン航続距離 |
|---|---|---|---|---|
| L (NA車) | 2WD | 27L | 23.0km/L | 約621km |
| L (NA車) | 4WD | 25L | 20.7km/L | 約517km |
| Custom L(ターボ) | 2WD | 27L | 21.7km/L | 約586km |
| Custom L(ターボ) | 4WD | 25L | 19.5km/L | 約487km |
※計算式:タンク容量×WLTCモード燃費
WLTCモードというのは、世界共通の燃費測定方法のこと。
市街地、郊外、高速道路の3つの走行パターンを組み合わせて測定されます。
NA(自然吸気エンジン)とは、ターボチャージャーなどの過給機を使わない通常のエンジンのことですね。
実燃費ベースによる街乗りと高速で変わる距離
実際の走行では、路面状況やエアコンの使用によりカタログ値の6〜7割程度になるのが一般的です。
走行環境別に見てみましょう。
街乗り(市街地)の場合
信号待ちや渋滞が多い環境では、実燃費は13〜15km/L程度に落ち込みます。
2WD車の場合、満タンでの走行距離は約350〜400kmが現実的な目安。
高速道路の場合
一定速度で巡航できる高速道路では、燃費が20km/Lを超えることも珍しくありません。
2WD車であれば、満タンで約500〜550km程度まで伸ばすことが可能です。
季節要因の影響
夏場のエアコン使用や、冬場の暖機運転時には燃費がさらに10〜20%悪化するため、航続距離もその分短くなります。
なんていうか、数字だけ見てると安心できても、実際に走るとガクッと距離が縮むんですよねぇ。
ガソリンランプが点いてから何キロ走れるか
燃料残量警告灯(給油ランプ)が点灯した際、タンク内にはまだ約4リットルのガソリンが残っています。
実燃費を15km/Lと仮定すると、ランプ点灯から約60kmは走行できる計算です。
ただ、注意が必要なポイントがあります。
軽自動車はタンクが小さいため、急な坂道などでガソリンが片寄ると、残量があっても吸い上げられずガス欠症状が出ることがあるんです。
点灯したら早めに(できれば50km以内)給油するのが鉄則でしょうね。
航続可能距離表示はどこまで信用できるか
マルチインフォメーションディスプレイに表示される「航続可能距離」は、直近の平均燃費から算出されるあくまで予測値です。
ホンダ車の表示は、安全のために「やや早めに0kmになる」ように設定されていることが多いです。
表示が「0km」になっても、実際には警告灯点灯時の予備燃料(約4L)の範囲内で数キロ〜十数キロは走れる余力があるよう設計されています。
とはいえ、過信は禁物。
渋滞にハマったり、急な登り坂を走ったりすると、表示距離が急激に減ることがあります。
目盛りが残り1〜2個になったら給油を検討しましょう。
【注意点】
4WD車は2WD車よりもタンクが2L小さく、燃費も若干低下するため、航続距離が100km近く短くなる場合があります。
4WDオーナーの方は早めの給油を心がけてください。
N-WGNは満タンでいくら?値段の目安

N-WGNは満タンでいくらかかるのかというと、ガソリン価格によりますが4,000〜5,000円程度です。
軽自動車の中でもタンク容量が比較的小さいため、1回あたりの給油金額は普通車に比べて安く抑えられるのが特徴。
- ガソリン単価170円なら満タンで4,590円(2WD)、4,250円(4WD)
- 給油タイミング次第で1回の支払額は3,000円台に
- 月間走行500kmなら月約5,300円、年間約63,700円
具体的な金額を見ていきましょう。
ガソリン価格別の満タン値段
ガソリン価格(レギュラー)の変動に応じた、満タン1回あたりの金額目安です。
| ガソリン単価(1L) | 2WD車(27L) | 4WD車(25L) |
|---|---|---|
| 160円 | 4,320円 | 4,000円 |
| 170円 | 4,590円 | 4,250円 |
| 180円 | 4,860円 | 4,500円 |
現在の全国平均的なガソリン価格帯では、空の状態から満タンにしても5,000円でお釣りが出るケースがほとんどです。
普通車と比べると、かなり財布に優しい金額ですよね。
給油タイミングで差が出る金額
実際にはタンクが完全に空になる前に給油するため、1回に支払う金額はさらに少なくなります。
残量警告灯(ランプ)点灯時
ホンダの基準では残量約4Lで点灯します。
このタイミングで給油する場合、2WD車なら約23Lの給油となり、単価170円で約3,910円です。
目盛りが残り1〜2個の時
多くのオーナーが給油するタイミング(残り6〜7L程度)では、給油量は約20L前後になります。
この場合、単価170円で約3,400円程度となります。
つまり、こまめに給油する人なら1回3,000円台で済むわけですね。
月間/年間のガソリン代シミュレーション
実燃費を16km/L(市街地〜郊外の平均的な数値)と仮定し、レギュラーガソリン単価170円で計算してみましょう。
| 走行距離 | 月間のガソリン代 | 年間のガソリン代 |
|---|---|---|
| 300km(近所のみ) | 約3,188円 | 約38,256円 |
| 500km(通勤利用) | 約5,313円 | 約63,756円 |
| 1,000km(長距離多め) | 約10,625円 | 約127,500円 |
N-WGNはNA(自然吸気)車であれば実燃費が18km/Lを超えることも多く、その場合は上記の金額よりさらに1〜2割安くなります。
月1,000km走っても年間13万円以下なら、かなり経済的だと思いませんか?
【注意点】
ガソリン価格は原油価格や政府の補助金制度により大きく変動する可能性があります。
また、ターボ車、4WD車、エアコンを多用する夏場や、アイドリング時間の長い冬場は燃費が悪化し、シミュレーションよりガソリン代が高くなる場合があります。
N-WGNはレギュラーガソリン指定なので、誤ってハイオクを入れても故障はしませんが、リッターあたり10円以上のコスト増となり、性能向上もほぼ見込めないため注意してください。
N-WGNは満タンにした場合のQ&A
N-WGNは満タンにした場合、どんな工夫で燃費を伸ばせるのか、どこまで走れるのか……。
実際に使う上で気になる疑問に答えていきます。
Q. 燃費を落とさず航続距離を伸ばすコツは?
A. 「ふんわりアクセル」「早めの巡航」「エンジンブレーキの活用」の3つが鍵です。
N-WGNの性能を最大限に引き出すには、以下のアクセルワークが効果的。
コツ1|ふんわりアクセルと早めの巡航
発進時はクリープ現象を使い、5秒かけて時速20km程度まで加速します。
その後はノロノロ加速するのではなく、目的の速度までスムーズに上げてからアクセルを緩め、「一定速」で走る時間を長くするのが最も効率的なんです。
コツ2|エンジンブレーキの積極的な活用
赤信号や下り坂では早めにアクセルを離します。
燃料カット(燃料噴射を停止する状態)を多用することで、実燃費を数キロ単位で改善できます。
コツ3|ECONモードとコーチング機能の活用
標準装備の「ECONスイッチ」をONにし、メーター照明がグリーンに保たれるように運転するだけで、クルマ全体が燃費優先の制御になります。
正直、これだけで1〜2km/Lは変わってきますよ。
Q. ガソリンは満タンまで給油しない方が燃費は良い?
A. 理論上は良くなりますが、実益はほとんどありません。
ガソリンの重さは1Lあたり約0.75kg。
N-WGNのタンク27Lを半分(約13.5L)にしても、軽量化は約10kg程度です。
クルマは100kg軽くなってようやく1km/L燃費が向上すると言われており、10kgの差では燃費向上は「0.1km/L未満」という微々たるもの。
デメリットとしては、給油回数が増えることでガソリンスタンドへ向かう走行距離や時間が増え、かえって無駄が多くなります。
また、タンク内に空気が多いと結露による水分混入(サビの原因)のリスクや、災害時の燃料不足リスクも高まるため、基本的には満タン給油が推奨されます。
Q. 満タンの状態で東京からスタートしたらどこまで行ける?
A. 実燃費18km/L想定で、西は京都駅周辺、北は盛岡駅周辺まで到達可能です。
東京(日本橋)を出発地点とし、実燃費を18km/L(2WD・高速道路メインの現実的な数値)と仮定して計算すると、走行可能距離は約486km(27L×18km/L)となります。
西方向(東名・新東名経由)
滋賀県・京都府(京都駅周辺)まで。
順調に行けば大阪市内の手前まで届く可能性がありますが、途中で給油ランプが点灯する圏内です。
北方向(東北道経由)
岩手県(盛岡駅周辺)まで到達可能。
西方向(中央道経由)
石川県・金沢市(約450km地点)まで。
まぁ、エアコンの多用や渋滞、登り坂(山道)が多いルートでは、実走距離は350〜400km程度に落ちる可能性があります。
長距離ドライブの際は「走行可能距離」が100kmを切ったら早めに給油することを検討してください。
【注意点】
高速道路上でガス欠になると違反(高速自動車国道等運転失当)となり反則金が課される可能性があるため、早めの給油が原則です。
また、燃費計や航続可能距離表示はあくまで目安であり、走行条件(風向き、高低差)によって一気に10〜20km単位で変動することを留意してください。
N-WGNを満タンにすると?のまとめ
N-WGNは満タンで何キロ走れるのか、タンク容量や給油費用について解説してきました。
最後におさらいしておきましょう。
- タンク容量は2WDが27L、4WDが25Lで軽自動車の標準的なサイズ
- 満タン航続距離はカタログ値で約621km、実燃費ベースで400〜500km程度
- 満タン給油の費用は4,000〜5,000円が目安
- ガソリンランプ点灯後も約60km走れる余力がある
- 燃費向上にはふんわりアクセルとエンジンブレーキが効果的
- 満タン給油は半分給油よりメリットが大きい
N-WGNのタンク容量は決して大きくありませんが、燃費性能が優れているため、日常使いで困ることはほとんどないはず。
あなたの走行パターンに合わせて、給油タイミングを見極めてくださいね。
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