ハスラーのピンクはなくなった……この事実を知って、ちょっとショックを受けている方も多いんじゃないでしょうか。
私も以前、街中でチアフルピンクのハスラーを見かけるたびに「いいなぁ、可愛いなぁ」と思っていた一人なので、新型のカタログを見たときは「あれ?」となりました。
ハスラーのピンクが消えてしまったのか真相をざっくりまとめると……
- 新型ハスラーには全グレードでピンク系のボディカラーが存在しない
- 2022年5月のマイナーチェンジでチアフルピンクメタリックが廃止された
- 中古車市場ではまだ入手可能だがツートンは希少で価格は高め
- カスタムやラッピングでピンクを楽しむ選択肢もある
- 現行ラインナップではコーラルオレンジが最もニュアンスが近い
この記事では、ピンクのハスラーが好きだった方、これから購入を検討している方に向けて、廃止の経緯や理由の推測、そして今からでもピンクのハスラーを手に入れる方法について詳しく解説していきます。
新型か中古か、あるいはカスタムか——あなたにとってベストな選択肢が見つかるはずですよ。
ハスラーのピンクはなくなった?新型で消えた理由を推測

新型ハスラーのカラーラインナップからピンクが消えた経緯と、その理由について見ていきましょう。
- 現行モデルには全グレードでピンク系ボディカラーが設定されていない
- 2020年から2022年にかけて段階的に廃止された
- トレンドの変化やユーザー層の拡大が背景にあると推測される
- タフ・アウトドア路線へのシフトが影響している可能性
【悲報】新型にピンクはありません
結論から言うと、現行の新型ハスラー(2024年5月の一部仕様変更以降)には、ピンク系のボディカラーが一切ラインナップされていません。
公式サイトで確認できる現在のカラー展開は、標準ハスラーがモノトーン5色と2トーン6色の計11色。
モノトーンには以下の色が設定されています。
- ソフトベージュメタリック
- クールカーキパールメタリック
- ピュアホワイトパール
- オフブルーメタリック
- ブルーイッシュブラックパール3
2トーンには、バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーンなどが用意されていますが、ピンク系は含まれていないわけです。
かつてハスラーを象徴する色の一つだったピンクが完全に姿を消してしまったのは、少し寂しい気もしますね。
ツートンもモノトーンもタフワイルドも全グレードで無し
「もしかしたら特定のグレードには残っているのでは?」と期待する方もいるかもしれません。
でも残念ながら、HYBRID G、HYBRID X、そして新グレードのタフワイルドのすべてにおいて、ピンク系は選択できません。
タフワイルドのカラーラインナップは以下の通り。
- モノトーン3色(クールカーキパールメタリック、スチールシルバーメタリック、ブルーイッシュブラックパール3)
- 2トーン3色(オフブルーメタリック ブラック2トーンなど)
かつて人気だった「ピンク×ホワイト2トーン」のような組み合わせも、現在は設定されていないというわけ。
現在、赤・オレンジ系の暖色は「フェニックスレッドパール」や「バーミリオンオレンジ」に集約されています。
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クルマ選びの達人ピンクが消えた経緯
ハスラーのピンクは、一度に消えたわけではありません。
モデルチェンジやマイナーチェンジのたびに、段階的に整理されてきた歴史があります。
初代ハスラー(MR31S/41S型)の時代には、「キャンディピンクメタリック」が登場しました。
この色は、ハスラーの「可愛い」イメージを牽引する存在だったんですよね。
その後、2020年1月に登場した2代目初期モデルでは、「チアフルピンクメタリック ホワイト2トーン」が設定されていました。
ところが、2022年5月のマイナーチェンジでチアフルピンクメタリックが廃止。
代わりに「コーラルオレンジ」などが新たに設定されることになります。
そして、2024年5月の一部改良では、残っていた暖色系の整理が行われ、ピンクに近いニュアンスのカラーも完全にラインナップから消滅しました。
ピンクが廃盤になった理由を勝手に推測してみた
スズキからピンクを廃止した理由の公式発表はありません。
でも、市場動向やリサーチ結果から、いくつかの理由が浮かび上がってきます。
ここでは、私なりに2つの大きな理由を推測してみました。
理由1|トレンドが「可愛い」から「タフ・くすみ系」へシフト
ハスラーの購入層が、従来の「可愛い軽自動車」を求める層から、「本格的なSUV感」や「キャンプ・アウトドア」を意識する層へ広がったことが、最大の理由と考えられます。
現在のトレンドは、ベージュ、カーキ、オフブルーといった、自然に馴染む「くすみカラー(アースカラー)」。
SNSを見ていても、キャンプギアと一緒に映えるアースカラーのハスラーをよく目にするようになりました。
2024年の改良で「タフワイルド」という武骨なグレードが新設定されたことからも、スズキがハスラーをより「カッコイイ系」に振ろうとしている意図が見えてきます。
初代のポップで親しみやすい路線から、より幅広い層に受け入れられる方向へ舵を切ったわけですね。
理由2|ユーザー層の拡大とジェンダーレス化
初代ハスラーは女性ユーザーを強く意識したクルマでした。
でも今や、老若男女問わず売れる「国民的軽自動車」へと成長したといってもいいでしょう。
男性やシニア層もターゲットに含める際、彩度の高いピンクはターゲットを絞り込みすぎてしまう(ニッチになりすぎる)ため、より多くの人が選びやすい「レッド」や「オレンジ」に集約された可能性があります。
実際、Yahoo!知恵袋や価格.comの掲示板を見ると、「ハスラーが欲しいけどピンクは抵抗がある」という男性の声も少なくありません。
リセールバリュー(下取り価格)の観点からも、ピンクは好みが分かれやすく、中古車市場での査定額が安定しにくいという傾向があります。
長く乗るユーザーが増える中、耐久性の高いパール系やメタリック系を優先したというのも、理にかなった判断だったのかもしれません。
ハスラーのピンクがなくなった現在の選択肢

新車で買えなくなった今、ピンクのハスラーを手に入れる方法はいくつか残されています。
- 中古車市場ではまだ良質な個体が流通している
- カスタムやラッピングでピンクを楽しむ手もある
- 将来的な復活の可能性もゼロではない
- 現行ラインナップでピンクに近い代替色も存在する
中古ならピンクのハスラーはまだ狙える(値段と入手難易度)
新車では買えなくなったピンクですが、中古車市場にはまだ良質な個体が残っています。
全国の中古車サイトでピンク系ハスラーは数多く掲載されており、価格帯は本体56万円から154万円(平均78万円前後、支払総額平均86万円)です。
狙い目のカラーと世代は以下の通り。
- 2代目(現行型):「チアフルピンクメタリック ホワイト2トーン」。2022年5月のマイナーチェンジ前まで販売されていたもので、メタリック感があり、初代より少し落ち着いたトーンが特徴
- 初代:「キャンディピンクメタリック ホワイト2トーン」。ハスラーを象徴する鮮やかなピンク。製造から年数が経っているため、塗装の状態(色あせ)の確認が必須
ピンクは流通量がホワイトやベージュに比べて少ないため、「指名買い」が多く、価格が下がりにくい傾向にあります。
2025年現在、高年式の2代目ピンク(走行3万km以下)は、総額130万円から160万円前後で推移しており、新車に近い価格設定の個体も珍しくありません。
ただし、人気色でないがゆえに競争は低く、東京近郊(神奈川含む)でも取り寄せは比較的容易。
Goo-netやカーセンサーで検索すれば、即在庫確認が可能です。
カスタムでピンクを楽しむという手
どうしても新型(現行の最新仕様)にこだわりたい場合、購入後に色を変える方法があります。
フルボディラッピング(推奨)は、軽自動車で50万円から80万円(税抜)、ルーフのみなら5万円から15万円程度が相場です。
メリットとしては、元の塗装を保護でき、売却時に剥がして元の色(査定の高い色)に戻せること。
マットピンクやメタリックピンクなど、純正にない質感も選べるのが魅力的ですね。
全塗装(オールペン)の場合、費用目安は30万円から50万円前後。
ただし、車の資産価値(リセールバリュー)が大幅に下がるため、乗り潰す覚悟が必要になってきます。
部分カスタムという選択肢もあり、ミラーカバーやホイール、内装パネルだけをピンクの純正アクセサリーや社外品に交換する手法なら、費用を抑えつつ「ピンク感」をかなり演出できます。
部分ラッピング(ボンネット7万円から、バンパー7万円から)でピンク風にカスタムする方法も、耐久性向上やリセールへの影響が小さいという点で現実的でしょう。
ピンクが今後復活する可能性について
スズキの過去の傾向から分析した「復活の可能性」を考えてみましょう。
まず、特別仕様車での復活という可能性。
過去、ハスラーには「J STYLE」などの特別仕様車で限定色が設定されることがありました。
2025年以降、女性ユーザーへのテコ入れとして「復刻カラー」が期間限定で登場する可能性はゼロではありません。
次に、マイナーチェンジのタイミング。
ハスラーはカラー展開の鮮度を重視する車種なので、現在のアウトドア・タフ路線から、再び「ポップ・レトロ」にトレンドが戻れば、ピンクの復活もあり得るかもしれません。
ただし、現時点(2025年12月)での公式アナウンスはなく、スズキ公式サイトやニュースリリースでピンク復活予定は一切発表されていません。
2025年フルモデルチェンジ予想記事でも新色追加の可能性は触れられていますが、ピンクへの具体的な言及はなし。
新型で一番ピンク好きが満足しやすい代替色
ピンクが廃止された現在のラインナップで、最もニュアンスが近いのは以下の色です。
コーラルオレンジメタリック ソフトベージュ2トーンは、単なるオレンジではなく、少し赤みと白みが混ざった「珊瑚色(コーラル)」で、光の当たり方によってはピンクゴールドのようにも見え、パステル調の優しい雰囲気は歴代ピンクに最も近いです。
ただし、コーラルオレンジは現行のカラーからは外されているため、入手するなら中古一択。
現行ラインナップでは、ソフトベージュメタリックが新色として追加されており、柔らかいピンク寄りのベージュで女性人気が高く、ピンク好きの移行先として個人サイトでも推奨されています。
また、バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーンも選択肢の一つ。
よりビビッドで活動的な印象ですが、赤に近いオレンジのため、「暖色系で目立ちたい」というニーズには合致しやすいでしょう。
鮮やかで可愛い印象があり、全11色中でも目立つ明るさを持っています。
ただし注意点として、オレンジや赤系の色は、青や白に比べて紫外線の影響を受けやすく、長年青空駐車をすると色あせ(退色)が目立ちやすいというユーザー報告があります。
長く綺麗に乗るなら、ボディコーティングの施工を強くお勧めします。
ハスラーのピンクがなくなったのが残念な人のQ&A
ピンクのハスラーに関する、よくある疑問に答えていきます。
- チアフルピンクメタリックの特徴
- 男性がピンクに乗ることの是非
- 中古購入時の注意点
- 他車種でのピンク選択肢
Q. そもそも「チアフルピンクメタリック」ってどんな特徴があるピンク?
チアフルピンクメタリックは、初代の「キャンディピンク」の後継として2代目に設定された色です。
単なる可愛いピンクとは一線を画し、「チアフル(陽気な、元気な)」の名の通り、パキッとした鮮やかさがありつつも、メタリック塗装により光の当たり方で真珠のような光沢を放ちます。
従来のキャンディピンクより柔らかく可愛らしいピンク調のメタリック仕上げで、公式カタログでは「元気で明るい印象」と記述され、光の当たり方でピンクの深みが変化するのが特徴でした。
ホワイト2トーンとの相性も抜群で、ルーフを白にすることで、ポップさが強調され、どこかレトロで欧州車のような雰囲気を醸し出していました。
インパネのカラーパネルもピンクに設定されており、車内にいても「自分の好きな色に包まれている感」が非常に強いのも魅力だったんですよね。
Q. 男がピンクに乗るのはアリ?
結論から言うと、大いにアリです。
Yahoo!知恵袋や価格.com掲示板では男性ピンクハスラーオーナーの報告があり、「セカンドカーや家族用ならアリ」「汚れが目立ちにくく実用的」との声が見られます。
「ハスラーならピンクでも男性が乗って違和感がない」という意見が圧倒的です。
ハスラー自体がSUV的な力強いフォルムをしているため、ピンクを選んでも「可愛い」だけでなく「遊び心のある大人」という印象になるわけ。
近年はファッションでもピンクを取り入れる男性が増えており、車の色としてピンクを選ぶことは「自分自身のセンスを大切にする人」というポジティブなイメージに繋がっています。
もちろん、反対意見として「リセール悪化」「ばあさん色イメージ」との投稿も散見されますが、これは個人差が大きいところ。
5ch/2chではジョーク混じりの議論が多めで、明確な結論はありません。
むしろ「おしゃれなこだわり派」として評価される可能性の方が高いと、個人的には思います。
Q. 中古でピンクを買う場合の注意点は?
ピンク系の暖色は、青や白に比べて太陽光(紫外線)の影響を受けやすい性質があります。
走行距離・修復歴・錆確認が最優先で、ピンク特有のチェックポイントとして塗装の色褪せやツートンの剥がれを確認し、メタリック層の劣化でザラつきが発生していないか注意が必要です。
具体的には、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 色あせ(チョーキング)の確認:屋外で長期間放置されていた個体は、ルーフやボンネットが少し白っぽくなっていることがあります。実車を見る際は、斜めから光を当てて塗装のツヤが均一かチェックしてください
- 内装パネルの傷:ピンクのハスラーは内装もピンクのパネルであることが多く、このパネルは傷が目立ちやすいです。前オーナーが丁寧に扱っていたかのバロメーターになります
- 年式と整備記録:年式が古め(2014年から2020年式中心)なので、バッテリー交換時期・タイヤ溝・床下腐食を検証してください。低走行でも「塩漬け」放置のリスクがあります
査定・価格の傾向としては、ピンクは流通量が少ないため、中古車店では「希少色」として強気の価格設定がされていることがあります。
一方で、買取時は白や黒ほど高くならない場合もあるため、「長く乗り潰すつもりで、納得いく価格か」が判断基準になってきますね。
不人気色ゆえに値崩れしやすい反面、希少なツートンはプレミア価格になることもあるので、相場をよく調べることが大切です。
※黒が人気なのはリセール価格だけじゃなく単純にかっこいいからという面もあるようです。
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クルマ選びの達人Q. ピンクが選べる軽やコンパクトカーって他にある?
ハスラーにピンクがなくなった今、現行(2025年時点)で購入可能なピンク系の主な車種を紹介します。
| 車種名 | カラー名(代表例) | 特徴 |
|---|---|---|
| スズキ アルトラパン | テラコッタピンクメタリック | 落ち着いた「大人ピンク」 レトロ好きに人気 |
| ダイハツ ムーヴキャンバス | アプリコットピンクメタリック | パステル調で非常に可愛らしい 2トーンが豊富 |
スズキ以外でピンク系ボディカラーを現行提供するのは、ラパン、ムーブキャンバスなどがあります。
コンパクトカーでは例は少なく、軽自動車中心になっているのが現状。
ホンダ N-BOXには「フィヨルドミスト・パール」という、ピンクではないもののニュアンスの近い淡いブルー系も充実していますよ。
ハスラーのピンクがなくなった!のまとめ
ハスラーのピンクはなくなったという事実を、様々な角度から見てきました。
最後に、この記事の要点をおさらいしておきましょう。
- 新型ハスラーには全グレードでピンク系カラーが存在しない
- 2022年のマイナーチェンジでチアフルピンクメタリックが廃止された
- トレンドのタフ・アウトドア路線へのシフト、ユーザー層拡大が理由と推測される
- 中古車市場では56万円から154万円で入手可能だがツートンは希少
- カスタムやラッピングで新型をピンクにする選択肢もある
- 現行ラインナップではソフトベージュメタリックが最も近いニュアンス
- 男性がピンクに乗るのも「遊び心のある大人」として評価される
- 中古購入時は色褪せ・ツートン剥がれ・内装パネルの傷をチェック
- 他車種ではアルトラパンやムーヴキャンバス、タントにピンクの設定あり
ハスラーのピンクはなくなってしまいましたが、それでも手に入れる方法はいくつか残されています。
新型にこだわるならカスタム、ピンクにこだわるなら中古、あるいは代替色や他車種——あなたに合った選択肢を見つけてくださいね。
※付け加えるとシフォンアイボリーも廃止されてしまいました。
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